・任天堂の岩田前社長が残した言葉
本当に自分に必要な能力は何なのか、自分の長所を活かせるスキルとは何なのか、答えを見つけるのは難しいかもしれません。そんな中、任天堂の元代表取締役の岩田聡氏が残した言葉が心に響きます。
・「自分が楽にできることを探すこと」
なんと、岩田氏は自分が楽にできることを探すことこそが重要だというのです。私たちは「努力」することや「苦労」することが美しくて素晴らしい事だと思い込みがちですが「楽」することこそが重要だという彼の言葉、その言葉の意味をもう少しかみ砕いてみましょう。
・実は自分は何気なくやってるけど他の人は結構苦労してる物があって、それこそが「金になる」本物のスキル
自分が何気にやっていることが、実は他人には難しかったりする。その「何気にやっている」ことこそが本物のスキルになりえるのです。
・一生懸命練習すると「俺プロになれるんじゃね?」って思っちゃう
努力して上達したスキルは自分の中で美化されがちです。苦労して習得した技に酔いしれて「自分ってすごい!」と思ってしまっていませんか。しかし、それが本当にあなたが得意とすることなのかは別なのです。
・本当に才能のある人はあなたが立っている地点はとっくの昔に通り越しているモノ
あなたが苦労して身につけた技ですが、本当に才能のある人ならあなたより少ない練習量でとっくの昔に身につけているものなのです。だからあなたも少しの練習量で「楽」して他の人よりもいい成績がとれるスキルを磨いていくべきなのです。
この少し冷徹だけれど、とても現実的で意味のある岩田氏の言葉に多くの関心が寄せられ、この言葉をご紹介されたツイート主の「えいす|学園祭G-15_ド嬢本 @nijieith」さんには1万以上のリツイートが寄せられました。
・気付かない
自分が何気に出来てしまうことこそが自分の長所であり才能なのですが、「何気に出来てしまう」ことなので中々自分自身で気づくことが難しいのです。
・自分にとって何だろう
あなたは思いつきますか?当たり前だと思ってやっていることを長所だと気づくことの難しさを実感させられます。
・駐車場整理とか…?
駐車場整理が人よりうまいということに気づかれる方もいました。しかし、ここでもう一つ問題が発生!
・「何気なくできること」にはあまりやり甲斐を感じない
そう、苦労してないことにはあまりやり甲斐を感じないのが人間なのです。苦労していないことには達成感がないからでしょう。ですから、せっかく適性があって才能があるのに、興味がわかずにその才能を無駄にしてしまっている人がいらっしゃるに違いありません。
岩田 聡(いわた さとる、1959年12月6日 - 2015年7月11日[1][2])は、日本のプログラマ、経営者。任天堂元代表取締役社長であり、HAL研究所代表取締役社長なども歴任した。
プログラマ時代は『スーパーマリオブラザーズ』や『ドラゴンクエスト』北米版の開発を担当した経験があり、HAL研究所代表取締役社長時代には『星のカービィシリーズ』、『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』などのヒット作を世に送り出し経営再建を成功させました。
親会社の社長となってからも、ゲーム開発の現場に参加しており(2005年1月のインタビューで、宮本茂と開発ラインを半分ずつ見ているという発言をしている[16])、GDC 2005において「立場は社長でも、頭はゲーム開発者であり、心はゲーマー」と語り喝采を浴びた[17]。
2009年3月期決算で、任天堂は、業績がピークを迎え、Wiiは任天堂創業以来最大の普及台数(約1億台)を記録した。
任天堂の取締役代表時代にはあの大ヒット商品の任天堂DSや、Wiiを発売するなど数々の業績を残されています。「あのNintendoの社長」として世界中でその名を知られていました。しかし、彼は2015年7月11日に胆管腫瘍のため代表取締役社長に在職中のまま満55歳でお亡くなりになられています。
・岩田元社長のインタビュー
今回ご紹介させていただいた岩田氏の言葉は、ドワンゴ・川上量生氏との対談企画「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」。最終回のインタビューになります。その内容を一部ご紹介します。
「自分の好きなことと嫌いなこと――もっと言えば,自分がやりたいこととやりたくないこと――を,自分が得意なことと得意じゃないこととイコールだ」と思い込んでる人が多いです。本当は,それってかなりズレてるのに。
好きじゃないけど得意なこともありますし,好きだけど,実はあんまり得意じゃないよっていうことも結構あって。だから,仕事というのは「得意なこと」をやった方がいいんです。好きだけど得意じゃないことに溺れると,仕事っておかしくなることが多いんです。
自分の労力の割に周りの人がすごくありがたがってくれたり,喜んでくれたりすることってあるじゃないですか。要するにね,「それがその人の得意な仕事なんだ」って話で。逆に,自分的にはすごい努力して,達成感もたっぷりあるのに,周りからは「はあ?」みたいに思われることもあって。それはね,本人が好きだったとしても,実は不得意なことかもしれないんですよ。
この話はですね,私は毎年,会社説明会で学生さんにお話しているんです。よく「自分の強みを見つけろ!」みたいな話を学校で言われると思うんですけど,普通は,学生時代に「何が自分の強みなのか」なんて,なかなか簡単には分かんないわけじゃないですか。
だから,「“労力の割に周りが認めてくれること”が,きっとあなたに向いてること。それが“自分の強み”を見つける分かりやすい方法だよ!」って,いつも学生さんに喋ってるんですね。「さっさと得意なことが分かった方が,人生はいいぞ!」って話なんですが(笑)
いかがでしたか。岩田氏の言葉がグサリと心に突き刺さります。
宮﨑 駿(みやざき はやお、1941年1月5日 - )は、日本の映画監督、アニメーター、漫画家。別名として秋津 三朗(あきつ さぶろう)、照樹 務(てれこむ)がある。映画などのクレジットタイトルでは宮崎 駿(みやざき はやお)と表記されることもある。
株式会社スタジオジブリ取締役、公益財団法人徳間記念アニメーション文化財団理事長、三鷹市立アニメーション美術館館主、辺野古基金共同代表。
・「アニメーターに求められる資質とは?」と問われた時、一言で「適正」と言い放った
宮崎駿氏も仕事に求められる資質について「適正」が大事だという話をしていらっしゃいました。岩田氏の話とつながるモノを感じます。
・いかがでしたか。
皆様はこの言葉をどう受け止めましたか。「才能」や「適正」について深く考えさせられてしまいました。
「苦手なのに好きなこと」を一生懸命努力して苦労しながらスキルアップ、そしてそれを仕事にしようとする…そういった行動をとることについて改めて自分に問いたくなる言葉でした。