拉致問題相 北朝鮮には国際社会が連携し圧力を
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アメリカを訪れている加藤拉致問題担当大臣は、首都ワシントンで開かれた北朝鮮の人権問題をテーマにしたシンポジウムに出席し、拉致被害者の1日も早い帰国を実現するため、国際社会が連携して北朝鮮に圧力をかけることが重要だとして協力を求めました。
シンポジウムは2日、ワシントンのシンクタンクで開かれ、日本やアメリカ、それに韓国の関係者のほか、北朝鮮から逃れてきた脱北者の女性も出席しました。
この中で、加藤拉致問題担当大臣は「北朝鮮に圧力をかけることで、対話の場に引っ張り出すことが必要だ。そうしたなかで、拉致被害者の1日も早い帰国への動きを引き出していくことができると思っている。国際社会が一体となって圧力をかけることが大事だ」と述べ、協力を求めました。
これに対し、韓国のイ・ジョンフン(李政勲)人権大使やアメリカ政府で北朝鮮の人権問題を担当するキング特使も日米韓3か国で連携して取り組んでいく考えを強調しました。
また、シンポジウムには拉致被害者の田口八重子さんの長男の飯塚耕一郎さんも出席し、「母は今も北朝鮮で救出されるのを待っている。帰りを待ち続ける被害者の家族も高齢化しており、これ以上、時間をかけていい問題ではない」と述べ、拉致問題の早期解決を訴えました。
この中で、加藤拉致問題担当大臣は「北朝鮮に圧力をかけることで、対話の場に引っ張り出すことが必要だ。そうしたなかで、拉致被害者の1日も早い帰国への動きを引き出していくことができると思っている。国際社会が一体となって圧力をかけることが大事だ」と述べ、協力を求めました。
これに対し、韓国のイ・ジョンフン(李政勲)人権大使やアメリカ政府で北朝鮮の人権問題を担当するキング特使も日米韓3か国で連携して取り組んでいく考えを強調しました。
また、シンポジウムには拉致被害者の田口八重子さんの長男の飯塚耕一郎さんも出席し、「母は今も北朝鮮で救出されるのを待っている。帰りを待ち続ける被害者の家族も高齢化しており、これ以上、時間をかけていい問題ではない」と述べ、拉致問題の早期解決を訴えました。