米大統領選の共和党候補者指名争いで、獲得代議員数が2位だったクルーズ上院議員(45)が3日(日本時間4日午前)、選挙戦からの撤退を表明した。同日に行われたインディアナ州予備選で実業家のトランプ氏(69)に大敗を喫し、逆転の見通しが立たなくなったことから判断した。
クルーズ氏は、同日夜のインディアナ州での集会で支持者を前に「我々は選挙戦から撤退する」と語った。
これまでの獲得議員数で3位のオハイオ州のケーシック知事は依然として撤退の意向を示していないが、トランプ氏が7月の共和党全国大会で候補者指名を獲得するのが確実な情勢となっている。(インディアナポリス=金成隆一、ワシントン=佐藤武嗣)
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朝日新聞国際報道部
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