今日は幼馴染のあいつとデートだ。最近は忙しくて構ってやれてなかったから、今日はちょっと奮発して銀座で美味しいものでも食べさせてやるか!
あ、いたいた。おーい。こっちこっち。
彼女「もー!遅い!もう5分も経っちゃったじゃん!」
僕「え~~~。5分くらいいいじゃんかー。今日は美味しいご飯ご馳走するからさ!」
彼女「じゃあ、許してあげる♪」
僕「単純だな~。それにしても銀座だよ銀座。ザギンだよ?シャレオツだよな」
彼女「何それ笑 おやじくさ笑」
僕「別にいいだろ照 ほら、いくぞ!」
そして僕がいつも利用しているとあるお店に入る
僕「ここは目の前で調理してくれるんだよね。それに味もかなり美味しいんだ」
彼女「へー。そうなんだ。楽しみ!」
目の前で調理される高級食材。味も全て美味しい。はずれなしだ。
あわびのトリュフ乗せ
国産牛のステーキ
美味しい食事をしながら僕はふと昔の事を思い出していた。
僕「それにしても学校のアイドルだったお前に告白された時はびっくりしたよ。放課後に待ち伏せていて、いきなり告白して来るんだもんな」
彼女「もー!だって全然私の気持ち気づいてくれないからぁ。私から告白するしかないじゃんか」
僕「ごめんごめん笑 お前人気あったからより取り見取りだろ?他の奴と付き合うと思ってた笑」
彼女「私はずっと味のりの事好きだったの。いつも落ち込んだ時傍に居て励ましてくれたし」
僕「お前が単純なだけだっちゅーの。いつも頭なでたらすぐ元気でるじゃん」
彼女「それは味のりだからだよぉ。好きな人に頭なでなでされたら女の子は暗い気分なんてふっとんじゃうの」
僕「へ~そんなもんかねぇ」
そんな話をしていたらコース料理最後のご飯とお味噌汁が運ばれてきた。相変わらずご飯と味噌汁が旨すぎる。
僕「そうだ忘れてた。ここのプリンめっちゃ美味しいから食べてみてよ。」
彼女「え!食べたい食べたい」
プリンを注文すると程なくプリンが運ばれて来る。
彼女「なにこれ!凄く美味しい!こんなに美味しいプリン初めて食べた!」
僕「だろ?(ドヤ顔」
僕「お前昔から甘いもの好きだよな。アイスクリームとか良く食べてたし」
彼女「女の子は甘いものが好きなの。それに味のりも食べてたじゃん」
僕「よくお前がくれたからな笑」
僕たちは食事を終え、別室に案内される。
僕「ここではさらにこの後デザートがあるんだ。しかも食べ放題なんだぜ?まあ、そんなに食べる人なんてこの銀座には居ないだろうけどな笑 あ、ほら来た来た」
彼女「なにこれ!めっちゃヤバイ!!!テンションあがるんですけど!」
僕「凄いだろ?しかもどの種類を何個選んでもいいんだぜ?」
彼女「じゃあ、これと、これと、あ、これも!」
僕「おいおい。そんなに食べると太るぞ?」
彼女「その話は女の子にはタブーだよ!」
僕「はいはい。失礼しやした」
結局、彼女はお皿一杯のデザートを頬張っていた。
そして僕らは楽しいひと時を過ごし、店を出る
帰りの駅に向かう途中で彼女が僕に話しかける。
彼女「ねぇ。高校を卒業する時にした約束覚えてる?」
僕「もちろん覚えてるよ。忘れるわけないだろ。」
僕はふと約束をしたあの時を思い出していた。
彼女「ふふ、じゃあいいんだけどさ」
僕「どうしたんだよ、急に」
彼女「あの時言った言葉言ってよ」
僕「やだよ。恥ずかしい」
彼女「いいじゃん。ケチ」
僕「ケチでいいですよーだ」
彼女「もー、しょうがないなー、じゃあ私が言おうっと!」
ずっと一緒だよ!ずっと大好き!
あー、俺はなんて幸せ者なんだろうか。
こんな可愛い幼馴染にこんなにも愛されているなんて。
なあ、皆信じられるか?
これ
銀座で一人でやってるんだぜ?
可愛い幼馴染と銀座でデートする妄想を実際に銀座で行ってみた【妄想具現化】
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