ネット炎上の研究の津田大介さんの感想

従前のネット炎上解説本と異なり、現状のネット炎上が起きる原因を「誰もが相手に強制的に直接対話を強いることができ、それを止めさせる方法がない」と定義し、0.5%というわずかなラウドマイノリティーに過剰な情報発信力を与えたことによる問題として、具体的な対策まで提示した新しいネット炎上解説書。今後ネット炎上を語る際、必ず参照される重要本になると思う。
★3 - コメント(0) - 5月4日

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