柳川迅
2016年5月4日03時00分
憲法記念日の3日、平和の象徴・ハトの形をした風船を飛ばすイベントが鳥取市福祉文化会館(西町2丁目)であった。風船は千個用意されていたが、飛ばす時間帯に暴風警報が発令されていたため、50個だけにした。それでも参加していた市民ら約130人(主催者発表)から歓声が上がった。
「鳥取市9条の会」を中心とした実行委員会が主催し、今年で9回目。ハト風船には街頭などで集めたという「戦争のない平和な世界を」といったメッセージが書かれた紙が添えられた。風船は太陽光で分解される素材でできているという。
孫の柚ちゃん(1)らと参加した市内の上田尚子さん(52)は「風船に乗せた思いが遠くの人まで届けば」と話していた。実行委によると、一昨年は長野県から風船が届いたという連絡があったという。(柳川迅)
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