麻生副総理「投機的動きがさらに強まり憂慮」
麻生副総理兼財務大臣は、外国為替市場で円相場が一時、1ドル=105円台まで値上がりしたことに関連して、訪問先のドイツ・フランクフルトでの記者会見で、「足もとの為替市場で一方的かつ急激に偏った投機的な動きがさらに強まっていることに憂慮している」と述べ、強い懸念を示しました。
そのうえで、麻生副総理は「為替市場における過度な変動や無秩序な動きは経済に悪影響を与える。この投機的な動きが継続されることがないよう、為替市場の動向をこれまで以上に注視し、必要なときにはしっかりと対応していきたい」と述べました。
また、日銀の黒田総裁は「為替が変動したときに経済や物価の動向にどういう影響を与えるかは注視していくし、2%の物価安定目標の達成のために必要であればちゅうちょなく追加的な金融緩和措置を講じる用意がある」と述べました。
また、日銀の黒田総裁は「為替が変動したときに経済や物価の動向にどういう影響を与えるかは注視していくし、2%の物価安定目標の達成のために必要であればちゅうちょなく追加的な金融緩和措置を講じる用意がある」と述べました。