細沢礼輝
2016年4月7日15時50分
JR東日本は6日、駅に番号を振ってわかりやすくする「駅ナンバリング」を、首都圏276駅に10月から導入すると発表した。外国人旅行客らに鉄道を利用しやすくするのが目的。日英2カ国語で表記するホームの駅名は、中韓を加えた4カ国語表記にする。
駅ナンバリングは、アルファベットの路線記号と数字2ケタの駅番号で示す。路線記号はJR線を示す「J」と組み合わせ、山手線は「JY」、中央線快速は「JC」などと表記。ナンバリングは同じ駅でも路線ごとに設けるため、東京駅の場合、中央線快速では「JC01」、京浜東北線では「JK26」となる。
さらに、乗り入れ路線が多い21駅には、空港識別に用いられるアルファベット3文字表記を導入。東京は「TYO」、新宿は「SJK」、秋葉原は「AKB」と示すなどして、乗り換えをわかりやすくする。
駅ナンバリングは東京メトロなど地下鉄各社や大手私鉄が先行して導入。JR旅客6社ではJR四国とJR北海道が導入済みだ。(細沢礼輝)
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朝日新聞社会部
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