車暴走 歩行者はねた前後にブレーキ踏んだ形跡なし
3日、神戸市のJR三ノ宮駅前で乗用車が暴走して歩行者5人が重軽傷を負った事故で、車を運転していた男が、歩行者をはねた前後にブレーキを踏んだ形跡がないことが、ドライブレコーダーの映像や警察への取材で分かりました。警察は、運転中に体調に異変が起きるなどして正常な運転ができない状態だった可能性があるとみて調べています。
3日午前11時すぎ、神戸市中央区のJR三ノ宮駅前で、乗用車が暴走して歩行者を次々にはね、14歳の女子中学生と両親の3人が骨折などの大けがをしたほか、2人が軽いけがをしました。
警察は、車を運転していた神戸市中央区の無職、澤井国一容疑者(63)を過失運転傷害の疑いで逮捕しました。
警察のこれまでの調べで、乗用車は、およそ20センチの段差がある歩道に乗り上げたあと、歩行者をはねたことが分かっていますが、別の車のドライブレコーダーの映像では、乗用車が歩道に乗り上げた際にブレーキランプは点灯しておらず、スピードを落とさずに歩行者をはねていました。
車は、その後、大通りを横切り、ビルの前の銅像に衝突して止まりましたが、警察によりますと、路上にブレーキを踏んだ痕はなかったということです。
警察によりますと、澤井容疑者は「事故の直前、近くの病院に家族の見舞いに立ち寄り、帰り道に駅前のロータリーに入った」と説明する一方、現場で逮捕された際の状況については「よく覚えていない」と供述しているということです。
警察は、運転中に体調に異変が起きるなどして正常な運転ができない状態だった可能性があるとみて調べています。
警察は、車を運転していた神戸市中央区の無職、澤井国一容疑者(63)を過失運転傷害の疑いで逮捕しました。
警察のこれまでの調べで、乗用車は、およそ20センチの段差がある歩道に乗り上げたあと、歩行者をはねたことが分かっていますが、別の車のドライブレコーダーの映像では、乗用車が歩道に乗り上げた際にブレーキランプは点灯しておらず、スピードを落とさずに歩行者をはねていました。
車は、その後、大通りを横切り、ビルの前の銅像に衝突して止まりましたが、警察によりますと、路上にブレーキを踏んだ痕はなかったということです。
警察によりますと、澤井容疑者は「事故の直前、近くの病院に家族の見舞いに立ち寄り、帰り道に駅前のロータリーに入った」と説明する一方、現場で逮捕された際の状況については「よく覚えていない」と供述しているということです。
警察は、運転中に体調に異変が起きるなどして正常な運転ができない状態だった可能性があるとみて調べています。