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台湾巡視船5日にも到着 沖ノ鳥島沖、漁船10隻操業
日本が東京都・沖ノ鳥島沖の排他的経済水域(EEZ)で台湾漁船を拿捕(だほ)したことに抗議するため、同島沖に向かった台湾の巡視船など計2隻は5日午後にも目的地に到着予定だと海岸巡防署(海上保安庁)が3日明らかにした。到着は天候次第で前後する可能性がある。
海岸巡防署は具体的な目的地を示していないが、沖ノ鳥島周辺には2日時点で台湾漁船計10隻が操業しており、巡視船など2隻はこれらの保護に当たるという。沖ノ鳥島周辺に向けて新たに台湾から出航した漁船はない。
巡視船など2隻は1日に南部の高雄から出航した。(共同)