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【衝撃事件の核心】
“爆買い”中国人をだます無資格の中国人ガイド 「観光立国」に影落とす可能性も…
「ガイドがたくさん客を連れてきたときは、いろいろなものを売りつけるよ」。こう話す店員は、こちらに一切の商品PRをしてこなかった。「個人旅行者や、こちらに住んでいる客は日本に詳しい。そういう人に売りつけても、買ってくれないからね」
「免税店限定!」
観光庁はインターネット上に中国人観光客向けの「訪日旅遊意見箱」を開設し、滞在時の感想を募っている。今年この意見箱に、昨年までほぼなかった買い物をめぐる苦情が約30件、相次いで寄せられた。
内容のほとんどは、ガイドに勧められて日本の免税店で購入したサプリメントや化粧品について、「商品の効果がみられない」「ネットで調べたら数分の1の価格で売っていた」などといったものだった。
悪質なのはガイドのPR方法で、移動のバスの中で「日本人はこんな商品を使っている」と紹介し、「その商品はこの店でしか売っていない」と特定の免税店の前で停車。「時間がないから買い物はこの店で済ませてくれ」と、選択肢を与えない状況に持ち込むのだそうだ。
同庁国際観光課の担当者は、「ガイドのやり口も含め苦情のほとんどがこの内容。正規ガイドであるはずがなく、無資格ガイドが店と連携して客を案内している可能性が高い」と指摘する。
苦情を基に調べてみると、ガイドが指定した免税店は「日本人客お断り」で、中国人が経営しているとみられるケースが多かった。
実際、記者が免税店を訪れた際、中国語で話しかけると熱心に商品説明を初めたが、日本人と明かすと急に紹介を止め、態度を硬化させた。
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