日中韓で環境技術共有のネットワーク構築へ
k10010500531_201604271825_201604271826.mp4
日本と中国、韓国3か国の環境大臣会合が27日に閉幕し、中国で深刻化する大気汚染の防止に向けて技術を共有するネットワークを構築することを盛り込んだ共同声明を採択して閉幕しました。
日中韓3か国の環境大臣会合は、環境分野での連携を強化するため毎年開かれています。
ことしは静岡市で開かれ、最終日の27日は、中国で深刻化するPM2.5などによる大気汚染対策を中心に、各国の取り組みが紹介されました。このあと、日本や韓国が持つ大気汚染防止などの技術を中国で活用してもらうためのネットワークの設立などを盛り込んだ共同声明を採択して閉幕しました。
このネットワークでは、技術情報のデータベースを作り、インターネット上で公開するほか、日本企業の技術を紹介する展示会などを行っていくということです。
共同記者会見で丸川大臣は「PM2.5の対策では議論から実践へという新しいステージに入った。この会合を起点により一層の対策を実施する基盤をまとめることができた」と話しました。
ことしは静岡市で開かれ、最終日の27日は、中国で深刻化するPM2.5などによる大気汚染対策を中心に、各国の取り組みが紹介されました。このあと、日本や韓国が持つ大気汚染防止などの技術を中国で活用してもらうためのネットワークの設立などを盛り込んだ共同声明を採択して閉幕しました。
このネットワークでは、技術情報のデータベースを作り、インターネット上で公開するほか、日本企業の技術を紹介する展示会などを行っていくということです。
共同記者会見で丸川大臣は「PM2.5の対策では議論から実践へという新しいステージに入った。この会合を起点により一層の対策を実施する基盤をまとめることができた」と話しました。