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　３日午前１時ごろ、米領グアムの北東約１千キロの海上を航行していた静岡県焼津市のカツオ一本釣り漁船第１８勝栄丸（４６３トン、２６人乗り組み）から、「乗組員１人が海中に転落したようだ」との連絡が清水海上保安部にあった。第３管区海上保安本部がジェット機で捜索したが見つからず、災害派遣要請を受けた海上自衛隊の哨戒機が現場海域を捜索している。

　同本部によると、転落したとみられるのは茨城県東海村の同船機関員、石井駆さん（１８）。石井さんは同日午前０時に当直に入る予定だったが、時間になっても姿を見せないため、乗組員が船内を捜索したが、見つからなかったという。同船は４月２１日に静岡県の焼津港を出港、現場付近で操業していた。