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【大相撲】

白鵬はルーティンを崩さず

2016年5月3日 紙面から

出稽古を開始した白鵬=東京都墨田区の友綱部屋で(岸本隆撮影)

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 夏場所(8日初日、東京・両国国技館)で37回目の優勝を目指す横綱白鵬(31)=宮城野=が2日、東京都墨田区の友綱部屋へ出稽古。左膝痛で出遅れが心配されたが、十両の旭日松らと14番の申し合いで汗を流した。

 ルーティンを崩さなかった。横綱として初めて休場した昨年秋場所で痛めた古傷の左膝。同じ場所を先週のトレーニングで痛め、横綱審議委員による稽古総見(4月29日)でも稽古を回避してきた白鵬が、これまでと同じように初日1週間前の月曜日に出稽古を開始した。

 十両の旭日松、幕下の旭大星、山口、飛翔富士を相手に14番。前に出るだけでなく、投げやはたきを見せ、動きに不安を感じさせなかった。

 「(痛みは)落ち着いてますね。だんだん、かばう気持ちが薄くなってきてますね」と笑みを浮かべた横綱。体重が200キロ近い飛翔富士を相手にしたときは、「重いなあ」と言いながら取る余裕も。「重さを感じながら相撲を取れたと思いますね」と、出稽古初日で軽めながら手応えを感じたようだ。

 1日は家族とともに東京・お台場へサーカスの「トーテム」を観に行った。「モンゴルの人も出てるからね。いいパパをしたわ。あとは本場所だけ!」と気合を入れていた。 (岸本隆)

 

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