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【プロ野球】

広島はジョンソンが先陣 首位の座譲らん

2016年5月3日 紙面から

サングラスにバンダナ姿で、キャッチボールを行う広島のクリス・ジョンソン=マツダスタジアムで(吉澤敬太撮影)

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 首位の座は譲らない。広島は3日から敵地・東京ドームで巨人との首位攻防戦に臨む。2日はマツダスタジアムで一部投手が練習し、3連戦に先発する3投手が調整。クリス・ジョンソン投手(31)が先陣を切り、野村祐輔投手(26)、九里亜蓮投手(24)とバトンをつなぐ。

 3日の初戦は『巨人キラー』のジョンソンがマウンドに上がる。昨季は3試合に登板し2勝負けなし。敵地でも7イニング無失点と好投している。すべてのドーム球場は「ヒッター・フレンドリー・パーク」と打者に優位があると分析した。それでも自身の投球には全く影響ないと強調。「どこであっても自分の強みを出していくことに変わりはない。先発の役割をこなすことだけに集中するよ」と自然体を貫く。

 第2戦は野村だ。前回4月27日のヤクルト戦(神宮)でプロ初完封。巨人はお得意さま。昨季は4試合で3勝(1敗)を手にした。「1点を取られても次の点を与えないようにしたい。気持ちを切り替え、試合の流れをつくりたい」。打線は同29日からの中日3連戦で計31得点と好調。最少失点で切り抜けることが重要と言い聞かせた。

 九里は同28日のヤクルト戦に2番手で登板し、5イニング2/3を2安打無失点と好投。今季初先発の座を勝ち取った。東京ドームは初めて経験するマウンド。「ワクワクする」と気持ちを高ぶらせながら「持っている力を出し切って勝利に貢献したい」と意気込んだ。まさに鯉の季節。歓喜への道を先発3人衆が切り開く。

 

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