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【プロ野球】

巨人、谷間の2戦目は江柄子 2年ぶりの1軍

2016年5月3日 紙面から

尾花コーチ(右)が見守る中、ブルペンで投球練習をする江柄子=川崎市のジャイアンツ球場で(園田佳子撮影)

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 プロ通算1勝右腕に首位攻防マウンドを託す。巨人は2日、川崎市ジャイアンツ球場で1軍投手が練習。ここに合流したのが5年目、昨季は1軍登板のなかった江柄子(えがらし)裕樹投手(29)だ。

 3日からは首位の座を明け渡した広島との東京ドーム3連戦。菅野、田口らとともに調整した江柄子は2戦目での先発が予想される。

 2014年9月23日以来の1軍マウンドに上がる右腕は「斎藤2軍監督にも『ファームでやっていることをそのまま出してこい』と言われました」と意気込んだ。

 昨年は2軍で主に中継ぎとして投げ、36試合で防御率は1・37。今年は先発として起用され、6試合で防御率1・32と好調をキープしている。

 先発に戻るに当たり「7イニング気持ちを切らさずに、というのをテーマにしていた。(今のところ)5回以降もそれを継続してできている」と話した。

 尾花投手コーチは「去年から見ているし、結果を残しているからね。そういう人は使わないと」と期待をかける。

 4月27日にイースタン・リーグ、ロッテ戦でも7イニング無失点で勝利投手となった江柄子は「テンポよく、打たせて取る。カープ打線は打ってるけど、かわすのではなく向かっていくようにしていきたい」と力強く語った。

 プロでの白星は13年に救援で挙げた1つだけ。好調コイ打線を料理すれば、先発不足のチームに新しい風が吹く。 (園田佳子)

 

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