訪日中国人「爆泊」で急増する「ホテル難民」〜大都市の宿泊費はこんなに高い!常連客が泊まれない

2016年04月27日(水) 週刊現代

週刊現代経済の死角

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「電話してみる」のが効果的

「次に、『当日の午後3時』というのは、たいていのホテルの規定のチェックイン時刻にあたり、当日キャンセルの多くは正午から午後3時前後に入るので、このタイミングはちょうど空室が出やすい。

そして、『チェックインの3時間前』。仕事が終わってから午後11時位にチェックインしたいという場合、その3時間前にあたる午後8時ごろに、もういちど諦めずに電話を掛けてみましょう。キャンセルがでている可能性はもちろん、その時間帯になるとホテルは空室を残さず稼働率を高めるために、『当日限定プラン』のような割安価格の部屋を用意して売り切ろうとする可能性もあります。

何より電話をかけて確認することの効果は大きい。こうした直前のキャンセルで出た空室は、手数料の発生する予約サイトで売るよりも、直接連絡をしてきた客に売りたい、というホテルは少なくないのです」(瀧澤氏)

インターネットの予約サイト上は満室でも、実際は空いているケースもある。諦めずに知恵を絞り、上手にホテルを見つけたい。

「週刊現代」2016年4月30日号より

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