【阪神】金本監督が藤浪に“エド斬り”を厳命「ガツッと。どんどん攻めろ」

2016年5月3日6時0分  スポーツ報知
  • 中日戦に向け調整を行った藤浪

 阪神の金本知憲監督(48)が2日、藤浪晋太郎投手(22)に中日・ビシエド斬りを厳命した。

 竜の新助っ人は、阪神戦で6試合、26打数14安打、5本塁打、11打点と大暴れ。ナゴヤDでの3連戦初戦の3日のマウンドを託すエースに「ガツッとね。どんどん攻めていってほしいよね」と、真っ向勝負で嫌な流れを断ち切ることを求めた。

 甲子園で最終調整した藤浪も大砲封じへ意欲十分だ。今季、中日戦は初登板、さらにビシエドとも初対戦。「ポイントゲッターなのでしっかり抑えたい。慎重になりすぎるのはよくないので、思い切って勝負できれば」と大胆に攻めるつもりだ。今季は、外国人野手に対して18打数5安打、打率2割7分8厘だが、長打を1本も浴びていない点は心強い。香田投手コーチも「バッターの調子を狂わせるのもエースの役割。そのために火曜に投げさせる。しっかりやってほしい」と期待した。

 チームは、中日に対して4月15日からの3連戦、敵地で3連敗を喫した。「前回はビシエド1人にやられた感じだったから。バッテリーがちゃんと対策を練ってね。とにかく勝ち越しが目標だから。前回のことは忘れてね」と指揮官。天敵さえ封じれば、勝機は自然と見えてくる。若きエースが怪物退治で流れを変えたいところだ。(酒谷 裕)

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