朝日新聞阪神支局の襲撃事件きょう29年
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兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局が散弾銃を持った男に襲われ、記者2人が死傷した事件から3日で29年になります。支局には亡くなった記者を悼んで拝礼所と記帳所が設けられることになっています。
昭和62年5月3日の夜、西宮市の朝日新聞阪神支局に散弾銃を持った男が押し入り、当時29歳だった小尻知博記者が殺害され、もう1人の記者が大けがをしました。
事件から3日で29年となり、支局には午前9時から拝礼所と記帳所が設けられるほか、発生時刻の午後8時15分には社員や支局のOBらが集まり黙とうをささげることになっています。
事件は未解決のまま平成14年に時効を迎え、真相解明を願い続けていた小尻記者の父親の信克さんは(当時83)5年前に、そして、母親のみよ子さんも(当時84)去年亡くなりました。このうち信克さんは、「どうか息子のこと、この事件のことを忘れないで」と最後まで願っていたということです。
支局の資料室には散弾を受けて曲がったボールペンや小尻記者が当日身につけていた上着などが展示されていて、3日は予約がなくても見ることができるということです。
事件から3日で29年となり、支局には午前9時から拝礼所と記帳所が設けられるほか、発生時刻の午後8時15分には社員や支局のOBらが集まり黙とうをささげることになっています。
事件は未解決のまま平成14年に時効を迎え、真相解明を願い続けていた小尻記者の父親の信克さんは(当時83)5年前に、そして、母親のみよ子さんも(当時84)去年亡くなりました。このうち信克さんは、「どうか息子のこと、この事件のことを忘れないで」と最後まで願っていたということです。
支局の資料室には散弾を受けて曲がったボールペンや小尻記者が当日身につけていた上着などが展示されていて、3日は予約がなくても見ることができるということです。