県がピンクに染まる!鳥取県の地域活性“ピンク色PR”がハンパない
“ピンク”で地域活性化を図る鳥取県。ピンクの駅舎、醤油、カレーに続き、ゴールデンウィークにはピンク色のSLを走行させるなど、県内をピンク一色で盛り上げている。
さらに、鳥取県の“ピンク”や“ラブ”をテーマにしたフォトコンテスト『ピンク撮っとり!鳥取フォトコンテスト』が7/31まで開催される。
“ピンク”で活性化を図る鳥取県!
鳥取県が県外在住者を対象に行った調査によると、7割の回答者が「鳥取砂丘」を県のイメージとして挙げ、イメージカラーも「ブラウン」「イエロー」など、砂丘を連想させる色調が過半数を占めたそう。
なんとなく「地味」なイメージがつきまとう鳥取県だが、近年は“恋の色”のイメージが強い“ピンク”で地域活性化を図っているという。
名産“らっきょう”の花はピンクだった!
なぜ、ピンク?と疑問に思う人は少なくないと思うが、その理由のひとつに鳥取県の名産として知られる“らっきょう”があるという。
らっきょうの花は11月頃に満開を迎えるそうだが、その花びらの色が実は“ピンク”で、鳥取の砂丘地を覆うように咲く満開のピンクの花は圧巻の眺めなのだとか。
また、県内企業からは、「華貴婦人のピンク華麗」、「ピンク醤油 華貴婦人」が発売され、その色と味のギャップが全国的に話題になったことも。
▼華貴婦人のピンク華麗
味は美味しいそうだが、脳が混乱しそうなピンクカレー。
▼食卓をかわいく彩ってくれそうなピンクの醤油
恋山形駅の駅舎をピンクにリニューアル!
県をあげて「ピンク推し」な鳥取県は、県内にある全国に4つしかない名前に“恋”がつく駅「智頭急行 恋山形駅」をリニューアル。ピンク色にリニューアルされた駅舎をニュースなどで目にしたことがある人は多いはず。
▼恋山形駅
6月には、駅前にハートモチーフで飾られたピンクの郵便ポストも設置されるそう。好きな人に手紙を出すにはピッタリかも。
さらに、鳥取市では「因幡のしろうさぎ」をモチーフにしたオリジナルの「ピンク色の婚姻届」を発表。
5/1「恋の日」には、県内を走る若桜鉄道に、ピンク色にコーティングされた「ピンクSL」が登場するなど、ピンク&ラブな“ピンク”で鳥取県全体を盛り上げている。
▼ピンクSL、 5/1~5/8の期間限定で走行(画像はイメージです)
県知事の好きな色は、まさかの…
県内がピンクに染まりつつある鳥取県。ただ、鳥取県の平井伸治知事は、5/2放送のテレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』の取材に対し、好きな色は「イエロー」と、まさかの回答。
「ピンクじゃないんですか?」と困惑気味にインタビューするスタッフに「鳥取砂丘をイメージしたイエロー」「お金がない鳥取でも、財布を黄色にすればお金が貯まる」と、林家ぺー師匠ばりのピンクのジャケットを着てコメントした。
ピンク、ラブをテーマにしたフォトコンテスト開催!
さらに、鳥取県では、鳥取県にまつわる「ピンク」、「ラブ」をテーマとしたインターネット上でのフォトコンテスト『ピンク撮っとり!鳥取フォトコンテスト』を開催中。
応募受け付けは7/31まで。グランプリ1点には賞金10万円が贈られるそうだ。
■『ピンク撮っとり!鳥取フォトコンテスト』開催概要
募集期間:4/28~7/31
募集テーマ :
テーマ1「鳥取ピンク」…鳥取にまつわる又は鳥取をイメージさせるピンクなもの
テーマ2「鳥取ラブ」…撮影者やモデルの「鳥取ラブ」が表現されたもの
※鳥取県に関する、テーマに合致するものであれば、撮影場所は鳥取に限りません。
※応募は毎週1人5点まで
賞金:
グランプリ(1点)…賞金10万円
月間賞(毎月各テーマ1点)…賞金1万円
応募は、Facebook、または電子メール(kouhou2@pref.tottori.jp)で。
全国的には、まだ“ピンク”のイメージはないと思われる鳥取県だが、今後、ピンクといえば「林屋ペー&パー師匠」か「鳥取県」と言われるようになることを期待したい。
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