「フィーバー回るのに、出玉少ない…」 不正改造疑いで書類送検
パチンコ台を不正に改造したとして、京都府警生活安全対策課と城陽署は2日、風営法違反(無承認変更)の疑いで、城陽市観音堂、パチンコ店店長の男(46)=京都市伏見区=と、同店の経営会社=城陽市=を書類送検した。
書類送検容疑は、1月19~24日、同店の営業終了後、府公安委員会の承認を得ず、132台あるパチンコ台のうち2台について、大当たりの抽選入賞口上部にあるくぎの隙間を、工具を使って広げた疑い。
府警によると、2014年末ごろから、店内のほぼすべての台のくぎを無断で変えたといい、男は「集客が目的だった」と容疑を認めている。業界団体から「フィーバーがよく回るのに、出玉が少ない」との通報があり、府警が1月、同店を家宅捜索していた。
【 2016年05月02日 12時32分 】