この前はチャレンジすることのメリットや楽しさについて、精神的な面から書きました。今回は論理的な方向からメリットを書いていきます。
挑戦の多い生活は「苦しいけど楽しい」という表現が合うでしょう。
これ自体は否定のしようが事実ですが、もっと踏み込んで考えると別のことも見えてきます。
「チャレンジのしかた」を覚えられる
まず結論から。
チャレンジングな道を選び続けると、チャレンジそのものがマニュアル化できます。
挑戦を繰り返せば、自分ならどのように問題解決をしていけばいいのかがわかってくるもの。チャレンジすることそのものも、実はある程度まではマニュアル化することができます。
マニュアルの中身こそひとによってちがいますが、何回も挑戦を続けていると成功パターンがつかめてくるはずです。
情報収集のやり方だとか準備の仕方だとかは、どんなことをやるにしても基本になってきます。
本を10冊まとめ買いする、お金をケチらないというのはその典型。このような具体的な部分というのはマニュアル化できます。
チャレンジを繰り返すことで、どこをどうやったらいいのかが「経験」という形でわかってきます。
挑戦というのは科学することも可能であり、一定レベルの結果を出すにあたっては欠かせません。
さらには失敗しないやり方も見えてくるので、チャレンジし続けることは武器にも盾にもなります。
「自分はこういうときにうまくいかない。だからこう対処しよう。」
このようなケーススタディ的なものは、挑戦を重ねるごとに経験として蓄積されます。
経験から成功パターンを法則化できれば、あとはそれを再現するだけです。
壁は当たりに行くもの
成功パターンをマニュアル化するにあたっては、「壁は当たりに行くもの」という考え方が必要です。
注意点としては、ここでいう「壁」とはあくまでもハイレベルなこと、難易度が高いことをいうのであって、言い訳の材料ではありません。
チャレンジすることそのものがマニュアル化できるのであれば、早いうちにマニュアル化しておくべきです。
それにより「困難なことへの対処の仕方」を覚えられます。
そのためには背伸びして取り組むのが一番。失敗が増えるような状況にあえて突っ込むことで、対処の仕方を覚えられます。
定期的に壁に当たりにいくことを覚えれば、困難なことへの取り組み方がわかってきます。
壁というのは自分から積極的に利用すべきものであって、逃げの材料に用いるのは得策ではありません。
「できる」を前提に考え、大きな問題をも解決しようとすることで、取り組み方も身についてくるでしょう。年単位での取り組み方がわかれば、かなり心強いです。
ちなみに、学生は年単位でのチャレンジの機会に恵まれています。
部活動やサークル活動など、時間を使って挑戦するというのを経験できるのです。
さすがに5年単位でやるだとかはできませんが、1年後の大会優勝を目標にするとかは結構な勉強になります。
大学生にとってはいい時間の使い方です。
経験はカネでは買えない
そして、チャレンジすることによって得られる経験というのはお金では買えません。
これがまたチャレンジする意味を生み出しています。
いくら情報商材に具体的なことが書いてあるとはいえ、経験というものは自分で取り組まない限りは手に入りません。
つまりはマニュアル化するためのものが手に入らないということです。
お金さえあれば何とかなるというのは、実はラッキーなことなんです。
経験のように、お金で解決できないものというものも世の中にはあります。
だからこそ挑戦して経験を得るというのにも価値があって、単純に失敗という観点だけから判断していてはダメなのです。
本を読んだり詳細なノウハウを教えてもらったりしても、経験というのは実際にやってみることでのみ得られます。
生のものを体験するというのは、チャレンジすることによってのみ可能です。
チャレンジし続けるというのは、成功パターンの再現を可能にします。
そのようなマニュアル化は早いうちからやった方が有利です。
失敗することによる損失が少ないうちにチャレンジしまくることで、さまざまなコストが抑えられるのも特徴。若いうちから挑戦し続けることには合理性があるのです。
まとめ
挑戦することで得られる経験は、お金では買えません。
そしてその経験こそが、失敗回避や成功パターンの再現につながります。
若いころの苦労は買ってでもしろというのにはそのような利点があり、ペイできると感じたのならば飛び込んだほうがいいのです。
マニュアル化は面倒ですが、やればやっただけ安定度が増します。
チャレンジすることそのものを科学してやれば、取り組みやすさが上がることでしょう。それにより挑戦への抵抗がなくなるのは言うまでもありません。
この記事ではチャレンジや挑戦について書いていますが、それらを別の語句に置き換えてみるとおもしろいでしょう。
「営業」だとか「創作」だとかに置き換えてみれば、本質的な部分が見えてくるはずです。
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