◇利用規定抵触を兵庫県側が見落とす 熊本県が要請
熊本地震被災地支援のイベントに活用しようと、兵庫県が県のゆるキャラ「はばタン」と熊本県の「くまモン」の共演デザインをいったん発表したが、熊本県が利用停止を要請した。はばタンが頬ずりするデザインが、くまモンの利用規定に抵触しており、兵庫県側が見落としていた。
熊本県は、くまモンの利用について、被災地支援の募金活動などに限って届け出制にしている。一方、はばタンは阪神大震災からの復興を象徴するフェニックス(不死鳥)がモチーフ。考案した神戸市のイラストレーターが共演デザインを提供し、兵庫県が熊本県に届け出た後に4月27日に発表した。
しかし、熊本県によると、特定キャラクターと親交のある表現はできない規定があるうえ、はばタンと顔の一部が重なっていてデザインの改変にもあたると判断した。届け出が3000件近く殺到し、審査が追いつかなかったという。
熊本県くまもとブランド推進課は「支援の気持ちはとてもありがたい。ただ、例外を認めると著作権が守れなくなってしまう」と申し訳なさそう。兵庫県広報課は「思いが先走りしてしまった。支援する気持ちは変わらないので、別のデザインができるのか検討したい」と話している。【井上元宏】
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