蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【大リーグ】マーリンズ、チェン好投で5年ぶり7連勝 2年ぶりの貯金2016年5月2日 紙面から ◇マーリンズ7−5ブルワーズ【シアトル秋野未知】大リーグは4月30日(日本時間1日)、当地などで行われ、マーリンズは元中日の先発左腕チェン・ウェイン(30)の6イニング2/3を4安打3失点に抑える好投などでブルワーズに快勝。2014年8月下旬以来の貯金1とした。イチロー外野手(42)は7−5の8回2死一、二塁の場面で代打で登場したが、空振り三振に倒れた。マリナーズの青木宣親外野手(34)はロイヤルズ戦に1番左翼で出場し、3打数1安打、2四球だった。マリナーズは6−0で快勝。レッドソックスの田沢純一投手(29)はヤンキース戦で1イニングを無失点に抑え、チームの勝利に一役買った。 “春の珍事”らしく、奇妙な勝ち方だった。元竜戦士のチェンは、1回に1失点して同点に追い付かれ、共同電によれば「重心をためて投げるように」修正。今季2勝目を挙げてチームの7連勝に貢献し、「たくさん援護してもらったから、ゆったりした気持ちで投げられた」と笑顔だった。 言葉通りの強力援護だった。1回、ディートリッチのプレーボール本塁打を皮切りに、今季チーム最多の4本塁打。1〜6回に毎回得点を挙げたのは、球団16年ぶり3度目の快挙だ。また、7連勝は5年ぶりで、貯金生活(12勝11敗)は2014年8月以来となった。 とはいえ、反省点もあった。推定飛距離141メートルの特大8号ソロを放った主砲スタントンが「奇妙な試合だった」と振り返ったように、9回の試合では球団タイ記録となる17残塁。得点圏に走者を置いて12打数無安打と好機に音無しだった。 また、イチローは代打で三振に倒れたが、今季打率は3割3分3厘。マッティングリー監督は「貴重な存在。選手たちのいいお手本になっている」と頼もしげに語った。 PR情報
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