二階氏 韓国野党幹部と会談「関係改善へ交流活発化を」

二階氏 韓国野党幹部と会談「関係改善へ交流活発化を」
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自民党の二階総務会長は、先の韓国の総選挙で躍進した野党の幹部と会談し、日韓関係の改善に向けて両国の国会議員や民間による交流をさらに活発化させる必要があるという認識で一致しました。
二階総務会長は先月末から中国に続いて韓国を訪れていて、2日は故キム・デジュン(金大中)元大統領の側近で、先の総選挙で躍進した第3党の野党「国民の党」のパク・チウォン(朴智元)院内代表と会談しました。
この中でパク氏は「キム大統領は国内で大変な反対や非難があった日本の大衆文化の開放を果敢に行った。そうして築かれた日韓関係が、最近、悪くなってしまったことは残念で、最も近い隣国として再び、当時のような関係に戻ることが最も大事だ」と述べました。
これに対し二階氏は「当時の日韓関係を懐かしく、憧れを持って思っているだけではだめで、関係をさらに発展させられるよう一緒に頑張りたい」と応じ、日韓関係の改善に向けて、両国の国会議員や民間による交流をさらに活発化させる必要があるという認識で一致しました。