今回はコンシェルジュサービス付きのクレジットカードの中から、直接申込が可能(インビテーション不要)なクレジットカードをまとめてみました。
自分の代わりにアレコレと探しものをしてくれたり、手配をしてくれるような秘書や執事が欲しいという方は、これらのクレジットカード保有を検討してみてくださいね。
コンシェルジュサービスの基礎知識:
コンシェルジュサービスとは:
まず、コンシェルジュサービスとはどんなものかというと、あなたの依頼をなんでも聞いてくれる秘書サービスのこと。
- コンシェルジュ:和訳すると「執事(秘書)」のこと
- コンシェルジュサービス:執事サービスのこと
- コンシェルジュデスク:コンシェルジュの依頼先のこと
例えばコンシェルジュサービスが使える状態にある方は、『5月21日に大阪出張にいく予定があるので、朝7時台の新幹線切符を手配して、自宅まで送っておいてくれ』とか、『6月3日に家族で誕生日会をする予定があるので、六本木周辺で4人で使える個室&パーティープランがあるところを探してくれ』なんて依頼を気軽に投げることできます。
そのため、とにかく仕事が忙しくて手が足りないという方はもちろん、調べ物をする時間が取れない…という場合にもコンシェルジュサービスは大活躍。依頼すれば勝手にあとは調査してくれるので、自分の時間を有効活用したい方におすすめですね。
コンシェルジュにお願いできる内容:
次にコンシェルジュサービスにはどのようなお願いをすることが可能なのでしょうか?これはクレジットカード会社によって引き受けてもらえる内容には差がありますが、概ね「クレジットカード決済可能なもの」であれば大抵は融通を利かせてもらうことが出来るようです。
- ホテルの空室探し
- 新幹線や飛行機チケットの取得
- 旅行プランの作成
- 誰かへのプレゼント
- 演劇鑑賞チケットの手配…など
他にもこんな無理難題だって、コンシェルジュサービスは調査してくれます。
- ルイヴィトンのお店で見つけたバッグが可愛かったのだけれども、品切れということ。海外の店舗を含め、他の店舗でも売っていないか調査してほしい。
- 渋谷で30人規模の飲み会を開く予定なのだけれども、店探しが大変。代わりに調査してほしい。
- イベントでどこのホテルも満室。どうにか空室があるホテルを探して欲しい。
カードと関係のないものは調べてくれない:
反面、『新潟県でスノーボーダーの数が少ないスキー場を探してくれ』とか、『旅行先で見つけた、この黄色い花はなんていうの?』とか、そういうクレジットカードでの支払いが行われないようなものの調査はしてもらうことはできません。
これは単純にクレジットカード会社が提供しているコンシェルジュサービスなので、クレジットカード会社として少しでも利益にならないものは調査しない…という立場なのでしょう。
- カード払いされるものを探す:儲かる
- カード払いできないものを探す:儲からない
まぁ下記記事におけるJCBのコンシェルジュの対応のように、クレジットカード決済ができないものでも調べてくれるケースもありますが、多くの場合は「とにかくカード払いできるかどうか」がコンシェルジュ利用可能かどうかの判断材料になりますね。
コンシェルジュサービスの利用料は無料:
これだけいろいろと調べてものをしてくれるコンシェルジュサービスですが、その利用料金はというと原則無料。
クレジットカードの年会費の中にそもそもコンシェルジュ利用料が含まれているだけ…という話ですが、コンシェルジュサービス利用可能なクレジットカードを持てばいつでもどこでも無料であなたのワガママを聞いてくれる秘書を持つことができます。
私も自分で調べるのが面倒な時は、コンシェルジュサービスにいつも丸投げしてますよ(下記記事など)。
コンシェルジュデスク利用可能なカード:
コンシェルジュサービスが無料で利用できるおすすめカードです。
(参考)と付いていないクレジットカードであればどれも、直接申込ができるクレジットカードなので、入会審査さえ突破してしまえば3日~2週間後くらいにはコンシェルジュサービスが使えるようになると思います。
三井住友VISAプラチナカード:
三井住友VISAカードの最高峰プラチナカードである、三井住友VISAプラチナカードにもコンシェルジュサービスが付帯しています。
海外でも安心して使えるクレジットカードで且つ、コンシェルジュサービス付きのVISAカードが欲しいという方は、こちらがおすすめですね。
MUFGプラチナアメックス:
日本最大規模のクレジットカード会社である、三菱UFJニコスのMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードもコンシェルジュサービス付き。
たぶんですがコンシェルジュサービス付きのクレジットカードの中では、年会費が最安なのではないでしょうか?会費出費を少なくコンシェルジュを使い方におすすめです。
セゾン・ビジネス・プラチナ:
個人事業主や中小企業経営者向けに主に発行されているセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードにもコンシェルジュサービス付帯。
仕事にとにかく集中したいという方は、こういったビジネスサポートが付いたクレジットカードを持っておくと、なにかと時間を有効活用できるようになると思います。
JCB法人プラチナカード:
JCBが発行している法人向けのプラチナカード「JCB法人プラチナカード」もコンシェルジュサービス付きカードの1枚。
個人的にこのJCBのコンシェルジュサービスが一番高品質で使いやすいと思っているので、とにかく手厚いサービスを受けたいという方はこちらがおすすめです(法人経営者向けのクレジットカードです)。
(参考)アメックスプラチナ:
直接申込をすることは出来ませんが、アメリカン・エキスプレス・カードのプラチナカードも、コンシェルジュが使えるクレジットカードです。
このクレジットカードを入手するためにはまず、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを作成し、アメックス側より「あなたはプラチナカードを持つにふさわしい」と認められる必要性がありますよ。
(参考)ダイナースクラブ プレミアムカード:
ダイナースクラブカードのブラックカードである、ダイナースクラブ プレミアムカードでもコンシェルジュは利用可能。
『いつかはブラックカード』と思っている方は、すぐにコンシェルジュサービスを使うことはできませんが、まずはダイナースクラブカード作成からはじめてもらえればと思います。こちらも利用履歴を磨けばそのうち、ダイナースクラブ側よりブラックカードの案内が送られてくることでしょう。
以上、コンシェルジュサービスが使えるクレジットカードまとめ!自分の代わりにアレコレ手配してくれる、秘書や執事が欲しいなら…という話題でした。コンシェルジュデスクを利用してみたい…と思う方は是非、この機会にこれらのクレジットカードを作成してみてくださいね。
参考リンク:
コンシェルジュサービスと並んで、ハイステータスなクレジットカードに付いているサービスとして有名なものに「プライオリティパス」というものがあります。
このプライオリティパスがあれば海外空港のビジネスラウンジを無料利用することができるようになるので、海外出張が多い方におすすめですよ。