三菱自 4月の軽自動車販売が半減 燃費不正問題で
三菱自動車工業は、実際より燃費をよく見せる不正を行っていた問題の影響で先月の軽自動車の販売台数がほぼ半減し、普通乗用車なども合わせた新車の販売台数は14%余りの大幅な減少となりました。
日本自動車販売協会連合会などのまとめによりますと、先月の三菱自動車の新車の販売台数は3587台で、前の年の同じ月に比べて14.8%減少しました。これは、燃費を実際よりよく見せる不正が明らかになり、先月20日から主力の軽自動車2車種の販売を停止したため、軽自動車の販売台数が44.9%の減少と、ほぼ半減したことが主な要因です。
また日産自動車も、三菱自動車が生産した軽自動車2車種について同じく販売を停止したため軽自動車が半減し、普通乗用車などを合わせた販売台数は2万5618台と、22.2%の減少となりました。
去年1年間の国内の新車販売に占める軽自動車の割合は、三菱自動車がおよそ6割、日産自動車がおよそ3割となっていて、いずれも国内販売への打撃は避けられない形となっています。
一方、すべてのメーカーを合わせた先月の全体の新車販売台数は普通乗用車の販売が伸び、前の年の同じ月に比べて1.6%増え、16か月ぶりに増加しました。
また日産自動車も、三菱自動車が生産した軽自動車2車種について同じく販売を停止したため軽自動車が半減し、普通乗用車などを合わせた販売台数は2万5618台と、22.2%の減少となりました。
去年1年間の国内の新車販売に占める軽自動車の割合は、三菱自動車がおよそ6割、日産自動車がおよそ3割となっていて、いずれも国内販売への打撃は避けられない形となっています。
一方、すべてのメーカーを合わせた先月の全体の新車販売台数は普通乗用車の販売が伸び、前の年の同じ月に比べて1.6%増え、16か月ぶりに増加しました。