株価 一時1万6000円割れ 5営業日連続で値下がり

株価 一時1万6000円割れ 5営業日連続で値下がり
週明けの2日の東京株式市場は、外国為替市場で急速に円高ドル安が進んだことから全面安の展開となり、日経平均株価は、大きく値下がりしておよそ3週間ぶりに一時、1万6000円を割り込みました。
2日の東京株式市場は全面安の展開となり、日経平均株価は一時、700円近く値下がりしておよそ3週間ぶりに1万6000円を割り込みました。
その後は買い戻しの動きも出て、結局、日経平均株価の終値は先月28日より、518円67銭安い1万6147円38銭で、5営業日連続で値下がりしました。
東証株価指数=トピックスは、40.59下がって1299.96でした。1日の出来高は24億9517万株でした。
株価が大幅に下落したのは、先週、日銀が金融政策の現状維持を決めたことに加え、週末にアメリカ財務省が為替政策に関する報告で日本などの監視を強化する方針を明らかにしたことで、急速に円高ドル安が進んだためです。
市場関係者は、「アメリカ経済の先行きに不透明感が出ていることも株安につながっていることから、今週末に発表されるアメリカの雇用統計の結果に投資家の注目が集まっている」と話しています。