息子がまだハイハイをしていた頃、アンパンマンの動くぬいぐるみを見て、その怪しさ満点の姿に大泣きしていました。
それから半年あまり立派にあんよができるようになった今、アンパンマンは神様と化しています。
コッシーでも、サボさんでも、ポコポッテイトでも、わんわんでもなかった
それまで息子がある程度興味を示していたのはEテレの幼児向け番組たち。
コッシーやサボさん、ポコポッテイト、わんわん達が映れば、「なんだなんだ」という表情でテレビを覗いていました。
それでも5分もすれば興味は薄れ、手元のおもちゃに視線は移っていきます。ちびまる子ちゃんやサザエさんに至っては、オープニング曲をろうじてちらっと見る程度ですぐ飽きてしまいます。
ちなみにガラピコぷ〜は今のところ好きそう。話の中身はともかくオープニングがカワイイとパパは思う。
テレビに興味がない=家庭の平和に支障
あまりテレビばかり観るのも困りますが、あまりにもテレビに興味がないのも困ります。
ママから2m離れると騒ぐシステムになっている息子は、ママが長時間キッチンに立つことをなかなか許しません。かといってキッチンに立てなければ家事が成り立ちません。
また、ウ◯チをしたときのオムツ替えも格闘です。息子のオムツ替えはスタンディングチェンジ型ですが、当然動きたがります。手を変え品を変え、その場に留めておくのにも限界があります。
少しでも油断するとフル◯ンだけでなく色んなものがぶら下がったまま走り出します。食事中の方スミマセン
そう、いわゆるお手上げなのです。
アンパンマン様が神たる所以
そんななか藁にもすがる思いで頼ったのが、息子の天敵アンパンマン。そして天敵はいつの間にかヒーローになっていたのです。
我が家では、そのあまりにも神々しいお姿に、敬意を込めてアンパンマン様とお呼びしています。
アンパンマン様は30分持つ
わんわんでも5分が限界だったのに、アンパンマンは30分持つんです。30分じっと面白そうに見ているんです。
CMが基本的にアンパンマン関連なのも地味にありがたいです。ずっとアンパンマンが出てくれるおかげで、CMで集中が切れることはありません。
食事でも大活躍
アンパンマンポテトは神が与えし食べ物です。たまに「これ何のキャラだろう」と思う形がありますが、それでも息子は嬉しそうに食べています。ちょっと脂っぽいのが難点ですね。
お風呂でも大活躍
偉大なアンパンマン様は、絵心がミニマムな私でも描けます。
我が家のお風呂は、お風呂でお絵かきのクレヨンを置いて楽しんでるんですが、アンパンマン様を描くと嬉しそうに指差して「パンパンマン」と言います。
アンパンマン様の魅力
正直分かりません。
丸い大きな顔、コントラストの強い赤の衣装あたりが心に響いたんでしょうか。そういえばうーたんも割と好きです。
ストーリーも分かりやすい勧善懲悪ですが、宇宙語を母語とする息子はさすがに全ては分からないハズ。
なお、私は小さい頃からアンパンマンが苦手でした。キャラが苦手というより、毎回変わらないストーリーにイライラしてしまって観ていられませんでした(同じ理由でサザエさんやちびまる子ちゃんも苦手)。
でも、息子がこんなにハマってしまった今、苦手なんて言ったらバチが当たります。アンパンマン様お許しください。
本編じゃなく、CMを嬉しそうに見ていることもあるので、アンパンマン様のお姿が一番心に響いているのかも。
我が家がアンパンマン様に染まっていくのも時間の問題
我が家は北欧風のシンプルな家を目指しています。いや、目指していました。
こんな部屋とかオシャレですよね。我が家もダイニングテーブルやソファはこんな感じです。
でも重大な問題に最近直面しています。北欧にアンパンマンはいないんです。でも我が家にアンパンマンは欠かせません。
ミッキー一族はギリギリ許容できるレベルの可愛さ・スタイリッシュさがあるんですが、アンパンマンはもうそこにいるだけでアンパンマンです。
子どもができると途端に生活感のある部屋になってしまうのは不可避な模様。
おわりに
偉大すぎるアンパンマン様。
大人になって改めて観るとアンパンマンマーチに泣きそうになりました。
とりあえず、我が家のHDDはアンパンマンでいっぱいになっています。