出張。車移動だと移動中も上司と会話しなきゃいけなかったり、スーツ着るのが面倒だったりするから好きじゃなかった。
でも今回は祖父母の住んでいる金沢・そして電車移動ということもあって、本来日帰りの出張だったのですが、自腹で宿泊費を出し、休みも一日取って、一泊二日の里帰り旅行にしてきました。
4月19日(火)
なかなか新幹線に乗る機会がないため、常に落ち着かない。新幹線の発車する30分前には改札を通り、キオスクでお土産を買い、さっき家でもしてきたけど念押しのトイレに寄ってからホームへ。
乗るのは10時19分発のひかり。早くからホームについていたため、自由席の車両ドアが来る位置の先頭に陣取る。先頭は自由席争奪戦のキーマンである。私がもたついたら後続兵が共倒れだ、なんてくだらないことを考える。
チキンなので、入ってすぐ見つけた3人掛けの通路側に着席。窓側にはサラリーマン風のお兄さん。顔を上げると常に藤原竜也さんの視線が気になる。ちょっとはずれの席がったかもしれないと思う。
反対側、2人掛けの席には70代の女性の二人組。暇だったので聞き耳を立てていたら、二人とも先に旦那さんをなくした夫人で、近所付き合いがない昨今の日本を心配しているご様子。ただ、日頃人に優しく接すると、自分が困ったときに必ず助けてくれるという話をしていた時の終わりが「自分のことしか考えてない人は、早く死ぬからねえ!」というもので、二人が爆笑していたのがシュール。
米原でしらさぎに乗り換え。一緒に出張に行く上司は、名古屋からこのしらさぎに乗っている模様。連結部分にほどなくして乗車。発車は予定より5分ほど遅れて10時49分。
少し走ると、何もない土地が広がる。落ち着く。ちなみに隣の席は空席。落ち着く。
「水田は航空写真を撮影すると、反射してハレーションが起こるのよね…」なんて自然と職業病も出ますが、気にせず電車は進む。
途中の駅、さばえちゃん。駅周辺は新しい建物も多いけど、背景に山が映り込むあたりが素敵。
のどかな景色を見ながら、車内で昼食。この日のお昼ご飯をおにぎりにしてよかったと思える景色。
しらさぎ内でも結構しっかり栄えてる町、福井。
私が子供だったら、線路は続くよどこまでもを歌ってしまいそうな景色。次第に晴れてきた。
芦原温泉駅で、白衣着ためっちゃ足ごつい人いるな…と思っていたら、どうも様子がおかしい。
拡大してもう一枚とってみると、まさかの恐竜さん。結構有名なのかな?
しばらく温泉駅が続きます。
そして楽しんでいるうちに金沢到着。石川支店の人に駅まで迎えに来てもらっているので、ここから隣町、津幡町まで行って打ち合わせが2時間半。この2時間半で、今日の仕事は完了です。
仕事で使っているバッグに、今日は着替えと、お土産の赤福3つが入っていることを話すと上司は笑っておりました。
再び金沢駅に帰ってきて、自腹で予約したホテルへ。ここからは完全にプライベートです。テンション上がってまいりました!
ホテルエコノ金沢駅前さん。フロントの中年の女性が片言の英語で頑張って接客しておられました。
ホテルにいったん荷物を置いて、ホテルのフロントの人に教えてもらった、駅に隣接しているフォーラス6階で夕食。お好み焼きと迷いましたが、せっかくだし、ということで金澤ミート。単純です。
金澤ミート チキン南蛮定食(確か)/1,166円
アルバイトの男の子・女の子が仲良くていい雰囲気だったのですが、店長らしき方が「全員集合ー」とアルバイトの子を集めて、「25日から新しく働いてもらう○○さんです」と、かわいい女の子を紹介していた時の男の子・女の子それぞれの表情がすごく感情を如実に表している感じでとても参考になりました。
駅中のコンビニでアイスクリームを買ってホテルに戻りましたが、部屋番号と名前を告げると別の部屋のキーを渡され、それに気付いて再度部屋番号を告げると、また違う部屋のキーを渡されました。ちゃんと謝罪してくれたので気にしていません。
ただ、チェックインの時の応対も、食事処を教えてくれたのもこの方です。ほかの従業員を見ていません。チェックインの時は宿泊客が5人ほど列を作っていたので、一人の従業員に結構負担がかかっているのかもしれないなあと思いながら部屋に戻って、アイス食べながらマツコみて寝ました。