おっさんの“イタい”Instagram投稿――カレーを食べただけで#カレー部、社畜アピールの自虐ネタにうんざり

 つい数年前まで隆盛を極めていたFacebookだが、ここ最近はその低調ぶりを伝えるニュースをよく耳にするようになった。

 そんなFacebookと入れ替わるようにして、いまもっとも勢いのあるSNSとして注目されているのが、写真共有SNS「Instagram」だ。

 Instagramは、10代から20代前半の若者にアクティブユーザーが多く、最近ではマーケティングに活用すべく企業も続々とInstagramアカウントを開設している。

中年おっさんもInstagramを始めてしまった


 そんな若者のトレンドをどこで聞きつけたのか、今年になって30代以上の中年男性の中にもInstagramを始める者が増え始めているという。だが、そこはFacebookでもイタい投稿を繰り返していた中年男性。やはりと言うべきか、若者たちからは「イタい」と思われる投稿をしているという。

 20代のInstagramユーザーに、30代以上の中年男性のイタいInstagram投稿について聞いてみた。

ハッシュタグがイタい:単なる趣味や消費を「◯◯部」と名付ける絶望的センス


「若者のハッシュタグ芸を模倣しているようだけど、絶望的にセンスがないんですよね。仕方なくフォローしてあげた上司のハッシュタグは、単に文章を分けているだけで『てにをは』が多すぎる。リズム感がないっていうか、ダラダラと話を聞かされてるだけっていうか。あと『&』がハッシュタグに反映されないことを知らない情弱っぷりも痛々しい」(25歳・女性・一般事務)

「やたらと目立つのが、何かの活動を◯◯部と名づけているおじさん。私が見ただけで、『#カレー部』『#サウナ部』『#蕎麦部』とハッシュタグを入れている先輩がいました。実態は、仲間とカレーを作って持ち寄ったり、有名店にみんなで食べに行ってるだけ。単なる消費を部活動のように名付けるセンスからは加齢臭が漂います」(26歳・女性・出版)

「休日、誰もいないオフィスで写真を撮って休日出勤アピールする上司はウザい。旅行写真がタイムラインを占めるなか、逆張りで『GWはこれ!』『充実してるなう』『好きな休日の過ごし方は出社です』など、自虐ネタをここぞとばかりに投稿してくる。ハッシュタグで「#社畜」って入れるのも気持ち悪い。おじさんの自虐ネタはつまんないし、絡みづらいのでコメントはもちろん、いいねも押しません」(28歳・女性・広告)

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