HPE Discover

HPEがコンポーザブルアーキテクチャで先駆けた「Synergy」

末岡洋子 2016年05月02日 07時30分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 2015年11月に再出発したHewlett Packard Enterprise(HPE)が最初に打ち上げたのが「HPE Synergy」、コンポーザブルアーキテクチャを具現化したソリューションだ。

 2016年のエンタープライズITで注目のキーワードとなりつつある“コンポーザブル”だが、パブリッククラウドから撤退したHPEにとって、ハイブリッドクラウド時代をリードするインフラベンダーとして存在感を見せていくために重要な技術となりそうだ。

HPEコンバージド・データセンター・インフラストラクチャ ゼネラルマネージャ兼バイスプレジデントのNeil MacDonald氏
HPEコンバージド・データセンター・インフラストラクチャ ゼネラルマネージャ兼バイスプレジデントのNeil MacDonald氏

 HPEでコンバージド・データセンター・インフラストラクチャ ゼネラルマネージャ兼バイスプレジデントとして、ブレードとSynergy事業を率いるNeil MacDonald氏は「企業は、既存のITと新しいITをどう使い分けていくかという課題を突きつけられている」と語る。

 クラウドの時代とはいえ、企業の多くが既存のIT資産を抱えており、すぐにはクラウドに動かせない。あるいはクラウドには動かしたくないものもある。これまでのITに対するニーズも継続しており、これを支援しつつ、成長のエンジンとして、アプリとサービスを高速に提供し、変更・管理できる新しいITも展開するーーこれへのアプローチがコンポーザブルアーキテクチャだ。

 ITインフラのアーキテクチャの変遷からみると、コンポーザブルアーキテクチャは「進化系」となる。サーバ、ストレージとバラバラだったものが“コンバージド”では電源、冷却とハードウェアが融合し、ネットワーキングとコンピュート部分が組み合わさった。これによりITの運用はいくぶん簡素化され、インフラの実装も容易になった。

 次の“ハイパーコンバージド”では、これに加えてストレージデバイスとストレージネットワーキング部分が組み合わさる。だが、課題は残る。「素晴らしいアプローチだが、100%仮想化された環境のみがメリットを得られる。だが、顧客の多くはそうではないのが現実だ」とMacDonald氏。

コンポーザブルはコンバージド、ハイパーコンバージドに続くITインフラの進化系となる
コンポーザブルはコンバージド、ハイパーコンバージドに続くITインフラの進化系となる

 “コンポーザブルインフラ”はそれを受けてのものだ。仮想、ベアメタル、それにコンテナに対応するインフラで、ハードウェアとソフトウェアが密接に結びつく設計を持つ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
データドリブンな経営
情報通信技術の新しい使い方
米ZDNet編集長Larryの独り言
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
田中克己「2020年のIT企業」
大木豊成「Apple法人ユースの取説」
林雅之「スマートマシン時代」
デジタルバリューシフト
モノのインターネットの衝撃
松岡功「一言もの申す」
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
今週の明言
アナリストの視点
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
モバイルファーストは不可逆
通信のゆくえを追う
スマートデバイス戦略
セキュリティ
ベネッセ情報漏えい
ネットワークセキュリティ
セキュリティの論点
OS
XP後のコンピュータ
スペシャル
より賢く活用するためのOSS最新動向
HPE Discover
Oracle OpenWorld
AWS re:Invent 2015 Report
「Windows 10」法人導入の手引き
北川裕康「データアナリティクスの勘所」
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
マーケティングオートメーション
AWS re:Invent 2014
Teradata 2014 PARTNERS
Dreamforce 2014
Windows Server 2003サポート終了
実践ビッグデータ
VMworld 2014
中国ビジネス四方山話
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化
NSAデータ収集問題