辺野古沿岸部の海上に設置されているフロートの撤去作業開始について、記者団の取材に応じる翁長雄志知事＝30日午後、沖縄県庁　沖縄県の翁長雄志知事は30日、米軍普天間飛行場（宜野湾市）の移設先、名護市辺野古沿岸部の海上で立ち入り禁止区域を示すフロート（浮具）などの撤去が始まったことについて「一定の評価をしている」と述べた。県庁で記者団の取材に答えた。

　辺野古移設を巡る訴訟の和解を受けた政府との協議を通じ、他の工事関連機材の撤去や立ち入り禁止区域の解除を引き続き求める考えも示した。