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【藤本欣也の韓国探訪】
36万本が咲き乱れ…軍港・鎮海の桜に秘められた日韓110年の歴史を紐解いた
軍港祭という名前が示す通り、鎮海は韓国海軍の要衝である。海軍士官学校があるほか、海軍を統括する作戦司令部も、2007年に釜山に移転するまでこの地に置かれていた。そして日本の統治時代には、旧日本海軍の基地が築かれた軍事拠点だったのだ。
街並みと海を見渡せる高台で車を降りた。日露戦争の日本海海戦でバルチック艦隊を破った連合艦隊は、まさにこの鎮海湾から出撃していったのだという。
軍歌「同期の桜」や特攻兵器「桜花」など、日本の軍隊と桜は切っても切れない関係にある。至る所に桜が植えられている理由が分かったような気がした。しかし-。
「ええ、日本人が植えたのは事実ですが、解放(終戦)後にそのほとんどが切り倒されたのです」と運転手。ということは、街中の桜は一体、だれが、なぜ?
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鎮海の中心部にある軍港郷土歴史館を訪ねると、「日帝(日本統治)時代に植えられ、解放後に伐採された桜の切り株」が展示されてあった。
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