イラク サマーワでISが爆弾テロ 33人死亡
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イラク南部のサマ―ワで相次いで車が爆発して、これまでに少なくとも33人が死亡、65人がけがをし、過激派組織IS=イスラミックステートが犯行声明を出しました。ISが敵視するイスラム教シーア派が多いイラク南部でも、今後テロを活発化させることが懸念されています。
イラクの首都バグダッドから南におよそ230キロ離れた南部のサマ―ワで、1日、地元政府の建物の近くで車が爆発し、その数分後、数十メートル離れたバス停の近くでも別の車が爆発しました。
地元の警察によりますと、この相次ぐ爆発で、これまでに少なくとも33人が死亡し、65人がけがをしたということです。
この爆発について、過激派組織ISがインターネット上に声明を出し、「1人の戦士がサマ―ワの中枢を狙って車を爆発させ、人が集まったところで、もう1人の戦士が車を爆発させた」として犯行を認めました。
サマ―ワは、イラク戦争後、陸上自衛隊が駐屯し、給水や医療といった人道支援を行った町で、イスラム教シーア派の住民が多いことで知られています。
ISは先月30日にバグダッド近郊で、敵視しているシーア派の住民を狙った自爆テロを行うなど、首都周辺でテロを繰り返してきましたが、ISがサマーワをはじめ、シーア派が多いイラク南部でも、今後テロを活発化させることが懸念されています。
地元の警察によりますと、この相次ぐ爆発で、これまでに少なくとも33人が死亡し、65人がけがをしたということです。
この爆発について、過激派組織ISがインターネット上に声明を出し、「1人の戦士がサマ―ワの中枢を狙って車を爆発させ、人が集まったところで、もう1人の戦士が車を爆発させた」として犯行を認めました。
サマ―ワは、イラク戦争後、陸上自衛隊が駐屯し、給水や医療といった人道支援を行った町で、イスラム教シーア派の住民が多いことで知られています。
ISは先月30日にバグダッド近郊で、敵視しているシーア派の住民を狙った自爆テロを行うなど、首都周辺でテロを繰り返してきましたが、ISがサマーワをはじめ、シーア派が多いイラク南部でも、今後テロを活発化させることが懸念されています。