みんな大好きキャリアデザイン
にゃーとさんの記事に刺激を受けて、キャリアデザインについてのまとめ記事を書いていきます。
何を隠そう私蓑田はキャリアデザインネタが大好きです。社労士でファイナンシャルプランナーですし、ブログのテーマがキャリアデザインの一部である「退職」ですからね。
私だけでなく大抵のみなさんの大きな関心事だと思います。他人のキャリアデザインを見聞きすることで自分のキャリアデザインに生かそうとアンテナを張っていることでしょう。
ということで自己紹介
まずは私の場合です。
一橋大学を1留で卒業しました。1留の理由は、1回目の就職活動の時、不採用となった大手不動産会社が諦めきれず就職留年したものです。しかし結局翌年もその会社は不採用となり、内定をくれた銀行に就職することになりました。
銀行では埼玉の北の方で、金融商品の営業をやっていました。世の中の仕組みを酸いも甘いもたくさん教えてもらいました。
3年ほど勤めたあと、小さいころからの社長になるという夢を追いかけ退職。ファイナンシャルプランナーとして開業しました。中小企業に使ってもらいながら、個人の相談を受けたりして細々と営業しています。その間に必死の思いで社会保険労務士の資格をとりました。今はFP業務に加えて社労士業務の拡大に取り組んでいるところです。
事業の規模はぶっちゃけ細々です。それでも自立や自己決定、自己責任という点では満足できる人生を送れていると思っています。
自立・自己決定・自己責任
そういったキャリアからもわかるとおり、私は自分のことを自分で決めることが大好きです。組織の論理にも従いますが、組織の論理が私の自己決定権の範疇を必要以上に侵そうとすると猛烈な反発心が湧き上がってきたりするのです。それは不便な部分もありますが、自分はそういう人間なんだろうと受け入れていたりします。
大学時代にやっていた少林寺拳法の、武道上のありがたい言葉で
己れこそ、己れの寄るべ、己れを措きて誰に寄るべぞ、良く整えし己れこそ、まこと得がたき寄るべなり
自ら悪をなさば自ら汚れ、自ら悪をなさざれば自らが浄し、浄きも浄からざるも自らのことなり、他者に依りて浄むることを得ず
という自己確立をうたったフレーズが今でも好きだったりします。
自己を大切にしているからこそ、他人の自己決定も尊重する
そんな自分様な私ですから、他人様の相談に乗る時には、同様にその人その会社の意思を尊重します。キャリアデザインやファイナンシャルプランニングなどはまさに自己決定・自己責任の世界ですから、私にできるのは仕組みやルール、選択肢を教えて、影響を計算することだけだと割り切っています。
案外、仕組みやルール、選択肢を知らない人ばかりです。(もちろん専門分野以外は私も同じなのですが。)
そういった意味でまだまだやりたいことはたくさんあるし、他人様会社様の役に立てることは多いとやる気になっています。
ネットで学ぶキャリアデザイン
みなさんはそのようなキャリアデザインを普段どのように考えているでしょうか。
他人のキャリアデザインを見聞きして考えてみたり、自己啓発の活動をしたり、会社のポストチャレンジ制度を検討してみたり、上司と話し合ってみたり、夫婦で話し合ってみたり、いろんな取り組み方があると思います。
普段は細部を視る虫の目の視点や等身大の自分の目の視点が多いと思いますが、たまに全景が視える鳥の目の視点や、時間軸さえも超える手塚治虫の火の鳥の目の視点で視てみるのはどうでしょうか。(意識高いですね。)
そんな視点をもったサイトが学習院大学のキャリア・デザイン・ブックのページです。
ページの目次
大学生向けではありますが、社会人の経験を踏まえて読んでこそより多くのものが見えるのではないでしょうか。
読み流すよりも、考えたことを書き出すと効果的です。ご丁寧にワークシートも添付してくれていますしね。
ただ、良質な情報のページですが、お金のこと、ルールのことといった観点では少し物足りなさもあるのかもしれません。
おわりに
キャリアデザインは人生のデザイン。ゴールデンウィークで時間のある人や、遊びまわって出社が憂鬱になる予定の人は、ふと立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。
(福岡 東京)TWO FACE社労士FP事務所 社会保険労務士 蓑田隆介