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28日に行われたミランの株主総会で、小株主のグループが経営陣の刷新を求めたようだ。だが、提案は却下されたという。イタリア複数メディアが報じた。

株主総会で8930万ユーロ(約109億5000万円)の赤字を発表したミランは、シルヴィオ・ベルルスコーニ会長主導の監督交代、最下位エラス・ヴェローナ相手の逆転負けなど、暗い話題ばかりが続き、先日から激しい批判を浴びている。

株主総会でも、小株主から経営陣を批判する声も飛んだ。そして彼らは、経営の刷新を求めたようだ。報道によると、ジャンニ・リヴェーラ、パオロ・マルディーニ、デメトリオ・アルベルティーニ、ズボニミール・ボバン、クラレンス・セードルフら、レジェンドたちによる新体制を提案したという。

イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、アドリアーノ・ガッリアーニCEOはこの事態に、「取締役会刷新を提案されたのは初めてだ」とコメントしたという。だがいずれにしても、この提案は受け入れられなかったとのことだ。

中国企業への身売り話も騒がれているミラン。混迷から抜け出し、復活を遂げる日は訪れるのだろうか。

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