日本の国連大使 安保理 北朝鮮に迅速対応検討との見方
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北朝鮮が弾道ミサイルの発射などを繰り返していることについて、日本の国連大使は、国連の安全保障理事会では中国も含めて強い危機感が共有され速やかに非難声明が出されており、仮に5回目の核実験などが強行された場合、迅速に対応が検討されるという見方を示しました。
北朝鮮は今月15日に、新型の中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられる1発を発射したのに続いて、23日にもSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルとみられる1発を発射し、国連安保理はいずれも翌日までに、北朝鮮を厳しく非難する報道機関向けの声明を出しています。
これについて吉川元偉国連大使は25日、記者団に対し「安保理が厳しい制裁を科したあとも北朝鮮は決議違反を繰り返している。安保理では議長国を含め、対応が数日でも遅れれば安保理の権威に関わるという意識が広がっている」と述べました。
これは安保理で、議長国の中国も含めて北朝鮮への強い危機感が共有され、速やかな非難声明の発表につながっているという認識を示したものです。
そのうえで「現状では先の決議の制裁を着実に実施すれば十分だと考えられているが、仮に再び核実験などが行われればさらなる追加措置が必要かどうか検討されるだろう」と述べ、北朝鮮が5回目の核実験などを強行した場合、安保理が追加の制裁も含め迅速に対応を検討するという見方を示しました。
これについて吉川元偉国連大使は25日、記者団に対し「安保理が厳しい制裁を科したあとも北朝鮮は決議違反を繰り返している。安保理では議長国を含め、対応が数日でも遅れれば安保理の権威に関わるという意識が広がっている」と述べました。
これは安保理で、議長国の中国も含めて北朝鮮への強い危機感が共有され、速やかな非難声明の発表につながっているという認識を示したものです。
そのうえで「現状では先の決議の制裁を着実に実施すれば十分だと考えられているが、仮に再び核実験などが行われればさらなる追加措置が必要かどうか検討されるだろう」と述べ、北朝鮮が5回目の核実験などを強行した場合、安保理が追加の制裁も含め迅速に対応を検討するという見方を示しました。