欧米5か国首脳 サミット前にシリア情勢など連携確認
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来月、三重県で開かれる伊勢志摩サミットを前に、アメリカのオバマ大統領をはじめ欧米5か国の首脳がドイツのハノーバーで会合を開き、混乱が続くシリア情勢への対応やロシアとの対立が深まるウクライナ情勢を巡って各国の連携を確認しました。
オバマ大統領は、25日、訪問先のドイツのハノーバーで、メルケル首相や、イギリスのキャメロン首相、フランスのオランド大統領、そして、イタリアのレンツィ首相との5か国の首脳会合に出席しました。
ホワイトハウスによりますと、会合では、シリア情勢について政府軍と反政府勢力が合意した停戦の枠組みが崩壊することに懸念を示し、すべての勢力に、停戦を守るよう呼びかけることで一致しました。
また、欧米諸国とロシアとの対立が深まるウクライナ情勢を巡っては、停戦合意が完全に順守されるまでロシアに対する制裁を続けていくことなどを確認したということです。
これら5か国の首脳は、来月26日から2日間の日程で開かれる伊勢志摩サミットに出席し、シリアなどの地域情勢に加え、世界経済の課題などについて意見を交わすことになっています。
またオバマ大統領は、伊勢志摩サミットへの出席に合わせて現職のアメリカ大統領として初めて被爆地、広島を訪問するかどうか、近く最終的に判断する見通しで、関心が集まっています。
ホワイトハウスによりますと、会合では、シリア情勢について政府軍と反政府勢力が合意した停戦の枠組みが崩壊することに懸念を示し、すべての勢力に、停戦を守るよう呼びかけることで一致しました。
また、欧米諸国とロシアとの対立が深まるウクライナ情勢を巡っては、停戦合意が完全に順守されるまでロシアに対する制裁を続けていくことなどを確認したということです。
これら5か国の首脳は、来月26日から2日間の日程で開かれる伊勢志摩サミットに出席し、シリアなどの地域情勢に加え、世界経済の課題などについて意見を交わすことになっています。
またオバマ大統領は、伊勢志摩サミットへの出席に合わせて現職のアメリカ大統領として初めて被爆地、広島を訪問するかどうか、近く最終的に判断する見通しで、関心が集まっています。