当たり前だけど、とても凹んだ。自分に何かできたんじゃないかとか、本当に凹んだ。身内と言っても、まあ義理にあたる身内なのであまり接点はなかったが、あまり好かれていないように思えていたので、さらに辛かった。
悲しみや罪悪感でいろいろ動いてみたけれど、どれもこれと言って効果はない。
結局は、時間が一番の薬。
感情は病気みたいなものだと思って諦めた。今は時間の経過を待って、じっとしてる。毎日定時に動く義務を与えてくれる仕事がこれほどありがたかったことはない。
自殺の原因はうつ病と被害妄想とかそういった類の精神病だった。一時期は自殺の原因を自分の中に探して痛く傷付いたけど、全く無駄だと気付いた。冷たいことを言うけど、死人に口なし、知らぬが仏。自分を守るためにも、理解しないようにして距離を置くのがベターだった。
精神病やうつ病なんて環境要因も大きいかもしれないが、それこそ人をむしばむ病気なのだ。病院のお世話になる他ない。
人にご愁傷様です、と言われた時には「嫁姑問題がこれより先ないんで」と、笑いながら言うようにしてる。もちろん、本音ではないし、とても不謹慎な話だけど、生きている人が優先。周りが気遣って変な雰囲気にさせるくらいなら、ジョークにした方がまだましだ。親しい友人に愚痴る時も、「巻き込まれ事故だ…結婚式の前に葬式なんて、初試合が強豪チームとアウェー戦するみたいなもんだわ」くらいにとどめている。
そして、ジョークを言うことによって私も救われる。声に出して、そう自分に言い聞かせて笑った方が、本当に楽なのだ。前向きな言葉を、声に出すことの大切さを改めて実感するいい機会になった。
こういう時ばっかりは、ある程度は、無責任な方が良い。でないと、押しつぶされてしまう。
不幸は続くもので、同時期にお世話になった叔母も亡くしてしまった。実家の両親も、義理の家族も、非常にショックを受けた。
そして、そんな身内に当たり前だけど頼ることはできない。葬式の後に、変に頼ってしまって、その結果大喧嘩に発展してしまい、非常にギスギスした日々が続いた。
正直、今家族にできることは、なにもない。自分で自分をメンテナンスするのが精いっぱいだ。だから、とにかく身内と距離をとり、一人になるようにつとめるか、第三者と一緒にいた方がいい。
そして、家族によって冠婚葬祭のしきたりや考え方は違う。へんに妥協点を見つけて調整して自分を摩耗させるよりは、もうほっといて両家の禍根としたらいいと思う。私はもう知らん。
自分を定期的にメンテナンスすることが本当に大事だと思う。いまでも死んだ身内の葬式や警察とのやりとりを思い出しては、顔が引きつったり、身体が動かなくなったりする日々だけど、じょじょに回復傾向にある。ありがたいことだ。
それから、当たり前のことだけど自殺は本当に良くないよ。遺された人がワンワン泣いて、自分の名前を呼びながら胸をかき抱いて苦しんだり、周りの人に指をさされるのを想像して欲しい。生き地獄だ。私は自分の大切な人達にそんな目にあわせたくない。それならいっそ、「あのババアやっと死んだ、せいせいするわ」と言われた方がまだましだ。
そんな大切でもないから死ぬんだろw
「被害妄想とかそういった類の精神病」って、つまり統合失調症など幻覚妄想が主体の精神病性障害があったということ?
詳しくは知らないんだ。旦那がずっとそのことについて隠していて、私も聞きづらくて、なんとなくふわっとしか把握できてない。これから把握する気もない。 でも、なんとなく統合失...