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八重樫 内山のKO負けにショック「勝って当たり前の方が大変」
IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ 王者・八重樫東VS同級10位マルティン・テクアペトラ (5月8日 有明コロシアム)
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ミット打ちする八重樫(右)
Photo By スポニチ |
3階級を制覇したIBF世界ライトフライ級王者・八重樫東(33=大橋)が初防衛戦へ向け横浜市内で練習を公開した。4月27日のWBA世界スーパーフェザー級王座統一戦では拓大の先輩、内山高志(36=ワタナベ)がまさかの2回KO負け。「ショックを受けた。ボクシングは怖いなと改めて思う」と神妙な表情で語った。
年齢を経ても衰えを見せない内山に憧れ、背中を追い続けてきた。「僕は(試合前に)有利といわれる経験をしてない。気楽な立場だし、勝って当たり前の方が大変だと思う」と11度防衛を続けた先輩を思いやった。試合後は連絡を取っていないが「僕の試合は知っていると思うし、見てくれるのなら僕なりに一生懸命やるつもり」と決意表明。「技術も大事だけど、八重樫らしいといわれる試合になれば」と闘志を前面に出す覚悟だ。
内山敗戦直後の試合だけに重圧は避けられないが、大橋秀行会長は「八重樫はプレッシャーがかかった方がいい」と信頼。実績に乏しい同級10位マルティン・テクアペトラ(26=メキシコ)が挑戦者という楽勝ムードも消え、松本好二トレーナーは「相手は前に出る力があるので後退させられるとやっかい。最終的には打ち合いも覚悟している」と話した。
[ 2016年5月1日 05:30 ]
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