身だしなみシリーズ、今回は『鼻毛の手入れ』についてです。
必要なものだから生えてくるとはいえ、あまりにも伸びてしまった鼻毛は見るに堪えません。
抜く方法や切る方法など、その処理の仕方は様々ですが、今回はその様々な方法について1つずつ掘り下げていこうと思います。
鼻毛の役割
鼻毛は空気中のゴミ、ホコリ、微生物などを吸い込まないためのフィルターとしての機能を持っています。
存在しているだけで、空気中のゴミが肺や気管支などの呼吸器への侵入を防いでくれているのです。
鼻毛の処理方法
毛抜き
最もシンプルな方法です。指で抜いても変わらないのですが鼻の穴はスペースが狭いので、オーソドックスな毛抜きを使用します。
見栄えの悪い鼻毛だけをピンポイントで狙えるのが大きなメリットです。
ただし、鼻の粘膜は傷付きやすく入り口には雑菌も多いため、傷口から雑菌が入り込み炎症を起こしてしまう場合があるので、注意が必要です。
ワックス
最近ちょっと話題になった鼻毛ワックスです。面白いくらいゴッソリ取れます。
ただし、本来フィルターの役割をしているものを全て除去してしまうというのは、それなりのリスクを伴います。
手前の方だけに使用するといった微調整をしてやるといいかもしれません。
レーザー脱毛
レーザーの光を特定の色に吸収させることで、発生させた熱で毛根にダメージを与えることで、鼻毛が生えてこないように促します。
色素に反応する仕組みのため、生え変わりの時期の鼻毛には効果がありません。従って、何度かやることが必要です。
繊細な粘膜に傷が付いてしまったり、鼻毛の焦げた臭いがしたり。まだ問題は山積みという指摘もあります。
専用ハサミ
鼻毛をカットする為に作られている専用のハサミは先端が丸くなっているので、鼻の粘膜を傷付けることなく、必要最小限のお手入れが可能です。
切りにくい角度の鼻毛は、ハサミを持っていない方の手で切りやすい角度に 変えてやるなどの工夫が必要で、少し面倒な一面があります。
鼻毛カッター(エチケットカッター)
カッター部分を鼻の穴に入れて少し動かしてやるだけで、痛みもなく手軽に鼻毛を切ることができます。
デザインも非常にスタイリッシュな物が多く、持ち運びにも適した作りになっているのも大きな特徴です。
相場としては2000円前後の物が多いですが、中には1000円を下回る価格で優秀な商品もあるので、ハサミを買ってチマチマやるよりはコチラの方が楽で安全だと思いますよ。
最後に
鼻毛というのは対人関係においてマイナスイメージを植え付けやすいうえに、指摘しにくく指摘されにくい部分です。
ヒゲを剃ったりする際にチェックすればいいのでしょうが、なかなか忘れがちになってしまう部分でもあります。
自分にとってのアイテムを何か用意して、習慣的に処理することでいくらでも予防できる部分ですので、興味のある方は参考にしてみてください。