高まる世界の日本語学習熱
世界における日本語学習者の数は、右肩上がりに増え続けています。
国際交流基金が1974年から3年ごとに行っている調査によると、過去33年間で世界の日本語学習者数は31.3倍に増え、2012年の時点で399万人に達しています。
しかもこれは学校や機関を対象としており、国際親善の講座や教室、書籍やインターネットなどでの独習者は含まれていないとのこと、実際の日本語学習者は、400万人を大きく上回っているでしょう。
POPカルチャーが日本語への興味を牽引?
また、世界における日本語教師の数も、1974年から15.6倍に増えて、63,805人。
日本語を学ぶ理由のアンケートでは、将来の就職が42・3%、日本への留学が34%であるのに対し、日本語そのものへの興味62.2%、日本語でのコミュニケーション55.5%、マンガ・J-POP・アニメなどが好きだから54%と、実利より日本という国そのものへの興味、日本のポップカルチャーへの興味が上回る傾向になっています。(複数回答)
日本語の学習熱が今後どうなっていくかは、社会や経済の様々な要因によって不透明なところもありますが、日本語教師の活躍の舞台が日本国内だけでなく世界中に広がり続けていくのは確かなのではないでしょうか。
日本語教師の仕事は、日本の文化や精神性を世界の人々に伝える奥深さや、人との絆、感動や喜びをわかちあう経験ができるなど、やりがいのあるものです。是非積極的にチャレンジしていただけたらと思います。
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プロの日本語教師を目指そう
日本語がわからない方に日本語を教えるのは、それほど簡単なことではありません。
例えば、海外の方に、「『Let it go』の日本語版を歌っている松たか子の名前は、背が高い女性という意味か?」と質問されたらなんと答えますか?「たか子はひらがなだし、高子ってあんまりいないよな…」と、どう説明したら良いのかちょっと詰まってしまいますよね。
でもきっと、日本語教師として日本語を教えるトレーニングをしっかり積んでいたら、「違う」というだけでなく、適切な説明ができるのだろうと思います。
このサイトでは、日本語教師になる最適な方法として、日本語教師養成スクールの活用をお勧めしていますが、日本語の教え方を共に学ぶ仲間がいたら、例えば上記の質問についても楽しく有意義な意見交換ができるのではないでしょうか。
このサイトでご紹介している日本語教師に関する様々な基礎知識や日本語教師養成講座の選び方などを参考に、あなたもプロの日本語教師への一歩を踏み出してくださいね。