医療事務資格を取得するための方法を詳しく解説します!
年齢に関係なく働ける仕事。結婚、出産などのライフイベントを経ても続けられる仕事。家庭と両立できる仕事…。景気に左右されにくく、安定している仕事。社会環境の変化などから、現代女性はこのような仕事を望んでいると言われています。医療事務はこれらの特徴を持つ仕事のひとつ。転職のために、将来の保険のために。理由はさまざまですが医療事務講座に注目が集まっています。
医療事務資格の取得ガイドでは、学習方法に関する情報や仕事について詳しく紹介。これから資格取得を目指す人はぜひ参考にしてください。
まずは医療事務の仕事について知ろう
医療事務の資格取得を目指す前に、医療事務の仕事についてはどの程度ご存じでしょうか。医療事務関連の資格は1つではないため、仕事内容によって活かせる資格も変わります。そのため仕事内容について知っておくと、講座選びの際に役立つかもしれません。
病院に行くと必ず目にするのが、総合受付や会計窓口、診療科。その他、ナースステーションや医局、カルテ室、医事科にも医療事務の仕事は存在します。病院の規模によって業務が細分化されておらず、複数の業務を担当する場合もあるかもしれませんが、基本的にはそれぞれの担当部署で、受付、会計、レセプト、カルテ管理、医局秘書、ドクタークラーク、病棟クラークなどの業務に携わります。すべての業務を通じて医療事務の基礎知識は最低限必要と言われており、業務によっては専門知識が求められる場合もあります。
医療事務資格スクールクチコミランキング
【第1位】ヒューマンアカデミー
【第2位】ニチイ
【第3位】ソラスト
医療事務関連の資格について知ろう
医療事務の仕事が医療機関内のさまざまな場所にあるように、関連する資格も多様です。その理由は、医療関連の団体ごとに認定している資格があり、医師や看護師のように国家資格ではないためです。資格によって受検要件が異なる点も特徴。中には受検は不要で講座修了と同時に得られる資格も存在します。講座選びの際には、どの資格を目指せる講座なのか。という点にも注目しておくと良いでしょう。ここでは、受検要件に業務(実務)経験が求められない資格の一部を紹介します。
■診療報酬請求事務能力認定試験
この多くのスクールでこの資格を対象とした講座が実施されています。難関資格のひとつで試験対策が必須と言われていることから、独学で受検するのが難しい資格の一つとしても知られています。
■医療事務管理士技能認定試験
JSMA技能認定振興協会が主催する認定試験。合格すると「医療事務管理士」の称号を得られます
■医療情報実務能力検定試験
医療事務に必要な知識に加え、クラーク業務知識(接遇やマナーなど)を認定する検定資格。「医療事務実務士」とも言われています。
その他、医療秘書技能検定試験、医療秘書情報実務能力検定試験、医事コンピュータ技能検定試験、福祉事務管理技能検定試験などがあります。