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【ゴルフ】

谷原、一気に3位浮上 ベストスコア65マーク

2016年5月1日 紙面から

第3日、18番で3打目を放つ谷原秀人=名古屋GC和合で(布藤哲矢撮影)

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◇中日クラウンズ<第3日>

 ▽30日、愛知県東郷町、名古屋ゴルフ倶楽部和合コース(6545ヤード、パー70)▽晴れ、気温21・0度、西2・8メートル▽賞金総額1億2000万円、優勝2400万円▽60選手▽観衆9641人▽CBCテレビ、中日新聞社主催

 昨年この大会2位の谷原秀人(37)=国際スポーツ振興協会=が7バーディー、2ボギーの65をマーク、16位から一気に3位に浮上した。首位とは5打差だが、舞台は和合、悲願の大会初優勝へ望みをつないだ。片岡大育(27)=Kochi黒潮CC=が通算9アンダーで単独首位をキープ。2打差の2位には昨季の賞金王だった金庚泰(キム・キョンテ)=韓国=がつけた。

 この日のベストスコアに並ぶ65をマークした谷原は、好調だった要因を測りかねていた。「ショットがいまいち安定しなくて、ドライバーは球が逆方向に行くことが多かった。パッティングは良くも悪くもない。何が良かったのか、自分が聞きたいくらい」

 国内開幕戦から2週連続で予選落ち。ショットとパッティングがかみ合わずに苦労していたのが、うそのようなラウンドだった。4番パー3を7番アイアンで1メートル弱につけ、16番パー4では第2打を約30センチの近さに乗せて7個目のバーディー。昨季平均パットでツアー2位の名手だ。3番と12番で約4メートル、6番では6メートル近い距離を沈めた。

 今季の不振の原因は、シャフトを替えた影響でショットを崩していたことにあった。材質によるしなり方の違いに戸惑い、「ここ2戦でスイングがぶれ、イメージ通りに打てなかった。大失敗」と反省。今大会はカーボン製からスチール製に戻し、さらに和合対策で打球が高く上がるように手を加えたのがマッチした。パットに加え、アイアンの精度向上がスコアに反映した。

 シーズン開幕前には身内の不幸が相次いだ。闘病中だった父の直人さんが2月下旬に亡くなり、その後も親戚や母方の祖母が死去。2月のグアム合宿を予定よりも早く切り上げ、父の死に立ち会うことができた谷原は「一番つらいのは母。自分はくよくよせず、いいゴルフを全国の人に見てもらえれば、という思いでやっている」と悲しみを胸の奥にしまってプレーを続けている。

 最終日は、最終組で上位の2人を追う。差はあるものの、何が起きても不思議はないのがこのコース。「前半から行かないと追いつけないのでがんがん行きたい。早い段階で『(今年も)いけるぞ』という自分を取り戻したい」。連日の猛チャージで大逆転を狙う。 (堤誠人)

 

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