こんにちは!こないだパリピみたいなド派手な出で立ちをしている偉い人から「コンピューターの頭脳は今の技術だと画面の中に入っているのよ」と教えられたひとり情シスの怒りの獣神サンダーナカムラ (@sys_nakamura) です。多分きっと iMac とかのことを言いたかったんでしょうね。そういうことにしておきます。
さて、現在私が働いている会社では Google Apps を完全に私の趣味で導入しています。完全に脱マイクロソフトオフィスというわけにもいかないのですが、でもけっこう社内でも Google Apps の使用が浸透しているので最初は完全に私の趣味でしたがまあよかったのではないかと思います。ちなみに Google Apps の ROI (Return On Investment)「投下した資本に対する収益性を図る指標のこと」は調査によると結構高くて 304% とのことです。対して競合他社の Microsoft が提供している Office 365 は 164% とけっこう Apps はコスパがいい製品なんですね。
話が完全に脱線してしまいましたが、今回はそんな Google Apps のサービスの一つである Google スプレッドシート (Google 版のエクセル) でできる裏技を紹介したいと思います。
実用性はないけどネタになる癒される呪文
Google スプレッドシートのセルに一文字ずつ、ある呪文を入力していくと面白いことが起きます。
PRIDE という謎の呪文で虹が作れる
アルファベットで「pride」と A から E 列に一文字ずつ入力します。
最後の「e」を入力してエンターを押すとこうなります!なぜ「pride」なのかはよくわかりませんがシートがレインボーになるのです。
ただし「pride」という文字を一文字でも消すと元に戻るので実用性は低いです。
カタカナの「プライド」でもいける
ちなみにこの呪文ですが日本語にも対応していてカタカナでもこうなります。
別に役立つ機能でも何でもないのですが、ちょっとした癒やしとして、そして Google Apps を使っている会社にいる方は社内でいきなりこれを同僚に教えてあげるとキャッチは強いかなって思います(笑)
これは使い道があるのではないかという関数
もうひとつ Google スプレッドシートにまつわる小ネタを紹介したいと思います。 Google スプレッドシートには Microsoft Office Excel には用意されていない Google ぽさが出ている独自の関数がいくつか用意されています。 (Excel の関数もしっかり使えます) 今回はその中からひとつ、使い方によっては活用できそうな関数を紹介します。
自動で言語を翻訳してくれる関数
GoogleTranslate という関数があります。これを使えば A 列に入力した日本語を B 列に自動で英語として表示してくれるといった使い方ができます。
翻訳結果を表示したいセルに以下の関数を入力します。
=GoogleTranslate(セル番号, "元の言語","翻訳後の言語")
実際にスプレッドシートへ入力した際のスクリーンショットです。
上記のスプレッドシートでは「日本語」から「英語」へと自動変換するように関数で指定しています。その場合の関数は以下です。
=GoogleTranslate(セル番号, "ja","en")
ja は日本語を指定するコード、 en は英語を指定する言語コードです。その他の言語コードは以下のサイトから確認することが出来ます。
実際に関数を挿入して使ってみるとこんな感じになります。今回は A 列に入力した日本語を B 列に挿入した関数で自動的に英語に翻訳して B 列に表示するようにしています。
Google 翻訳のエンジンで翻訳しているはずなので精度が高いッちゃ高いのですが、やはり機械翻訳特有の意味不明な翻訳結果も表示されます。しかし海外に拠点がある会社で共通のフォーマットに入力をする必要がある場合や、純粋にスプレッドシートを翻訳ができるチャットして使えば面白いのではないでしょうか。
幸い Google スプレッドシートの売りは同時編集ができるので複数人で同じシートに入力してリアルタイムで反映された結果を確認することができます。
まとめ
役に立たない呪文と役に立つ関数ということで紹介しましたが、ちなみに私がどっちをよく使っているかと言えば、実は前者の「pride」です。意外と引きが強いのでついついデモしたくなっちゃうんです(笑) Google のサービスには遊び心がこっそりと随所に散りばめられているのが私は好きです。余談ですが、 Google 日本語入力をインストールして使っている場合に「おみくじ」と入力すれば今日の運勢が変換結果の一覧に表示されるので興味があったら試してみてくださいね♪
それでは!
こんな記事も書いています