20数年前、私はごく普通の公立高校に通う、ごく普通の高校生でした。
あまりしゃれっ気のない普通の紺のブレザーにグレーのスカートの制服。
何か違いを出そうと思うと、小物くらいしかなく、せめてもと靴をピカピカに磨いたり、ハンカチに丁寧にアイロンをあてたりしていました。
今と違って、スマホもない時代でしたから、家に帰ってもそれほどやることがなかったのですね。時間だけは余りあるほどでした。
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でもそんな小さなところに気づいてくれた同級生の女の子がいました。
高校を卒業してからその子に、「いつもキレイなハンカチを持って、ピカピカの靴を履いていて、なんて素敵なんだろうと思った」というような意味のことを言われ、誰も気づかないようなことを見ていてくれたんだと、とても嬉しかったです。
社会人になって服や靴を沢山買えるようになると、1つ1つのものにそこまで時間をかけることが少なくなっていきました。
モノと自分との関係がちょっと希薄になっていた時期ですね。
モノを減らし始めたいま、アイロン掛けは再び私にとって身近なものになりました。
シャツ類はもちろん、気になるときはカットソーやボトムにもアイロンをあてます。ピンと伸びた服を着るのは気持ちのいいものです。
アイロンは立ってかける
最近アイロン掛けは、立ってやるほうが楽に感じるようになりました。
元々はこどもたちにアイロンを触られないように、アイロン台の脚を折り畳んでダイニングテーブルに載せ、その上でかけるようになったのがきっかけです。
立ってアイロンをかけると、体重がしっかり乗る分、アイロン自体の重みは必要ありません。
私は古い無印良品のアイロンを使っていますが、こちらはコンパクトで軽量。立ってアイロン掛けしたほうが、シワが簡単にすーっと伸びます。
何より姿勢がとても楽!もう座ってアイロン掛けはできないようになりました。
いま使っているアイロン台も、無印良品のもの。
もとは自宅で洋裁をしている友人が愛用していたものです。
最近、使い勝手の良い別のアイロン台を購入したということで、アイロン台を新調しようとしていた私に譲ってくれました。
アイロン台の脚を外す
脚を折り畳んでテーブルに置いて使っているのですが、こういう使い方をするならば、脚のついていないアイロン板が便利です。
思い返すと実家では昔、こういう板のタイプを使っていました。
しかしいまのアイロン台は脚付き。脚の部分がしっかりしている分、重たいのです。アイロン掛けをしようと思うと、この脚の部分がガチャガチャ音を立てるのも気になっていました。
恐らく座ってアイロン掛けをすることはもうないだろうし、何とか外せないかなと思い、やってみることにしました。
裏側がこんな風になっています(息子の手が写っています)。
単純そうに見えて複雑な造りで、ネジで簡単に外せるのかと思いきや、見慣れない金具が付いており、外すには少し時間がかかりそうです。
先割れの金槌を駆使して、金具を取り外してみます。
30分ほど格闘してようやく外れました。
持ってみると、脚付きのときに比べて半分以下の重さ。持ち運びがうんとしやすくなりました。脚の部分で、ダイニングテーブルを傷つける心配も無くなりました。
友人の作ってくれたアイロンカバー
無印良品のアイロン台は、販売時には銀色の表地がついています。しかし我が家のアイロン台はサックスの表地です。
これはなぜかというと、譲ってもらう時に表地が汚れていたので、友人がお手製の表地カバーを作って交換してくれたのです。
色の好みを聞かれたのでブルー系と答えると、爽やかなサックスの布地で作ってくれました。
立って使えるアイロン台や、脚のついていないアイロン板のようなものを購入し直すという選択肢もあったのですが、友人の作ってくれたカバーのあるこのアイロン台を、壊れるまで使うというのがいまの私にはしっくりきます。
重たい脚も外れて、とても軽くて使いやすくなったアイロン台。
これからもっともっと身近な存在になってくれそうです。
30日間プランクチャレンジ挑戦中!
ツイッターでは毎日のご報告をしています
プランクチャレンジ13日目。
— ともあん (@tomo_an24) 2016年4月30日
90s-90s
体重51.0kg、体脂肪率26.5%
最初の90秒は膝を浮かせて、二回目は早くも膝付き。息子がプランク中の私の頭をわしゃしゃと掻き回す。トータルで3分あればいいかなという考え方にシフト中・・・ツラーい!
4/20発売、「みんなの持たない暮らし日記」に掲載されました
はてなブログ「私の好きなもの100個」グループに入っています
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