日常生活で思考を観察することを習慣にしています。
いつもできているわけではないですが、最近思考を観察していて、
気持ちが楽になった出来事があったので書いてみたいと思います。
先日、知り合いの方からキャラメルを頂きました。
甘いものが好きなので喜んでもらい、家に帰ってから食べていたのですが、
キャラメルをクチャクチャと噛んでいると突然銀歯がとれてしまいました...
その時、自分(思考)は、あわてて
「マジかよ!最悪ーーっ!!」
「治療でお金もかかるし、時間もかかる。痛いの嫌いだから歯医者行きたくない!」
「なんでキャラメル噛んで食べたんだよ!舐めろよー。ほんと後悔!」
と、このように思考の嵐に襲われ。
感情も不安や怒りなどにとらわれていました。
この時、ふと、冷静に思考に気づくことができました。
思考がまたごちゃごちゃと騒いでいるだけだ
と、思考と距離を置くことができ、気持ちがスッと楽になりました。
瞑想をして、思考を観察する習慣があったため、
このように素早く気づくことができ、気持ちが落ち着いたのだと思います。
思考(エゴ)と距離をとれると楽になる
思考を観察していると、思考を客観的に眺めている感覚をつかめてきます。
空の上から自分を見るような感覚で、俯瞰的に見れるようになります。
(文章で伝えるの難しいですが)
思考、感情とうまく距離をとれるようになると、
思考は自分ではないと気づき、距離がとれるようになり気持ちが楽になります。
これは繰り返し繰り返してやっていると、しだいに感覚がつかめてくると思います。
良い悪いを判断しない
大金を手にしたら幸せ、お金を失ったら最悪、
他人からチヤホヤされたら良い気分、非難されたら最悪な気分、などなど
結局思考(エゴ)がこれは良い、悪いと判断しているだけです。
観察していると、また判断していると冷静に思考に気づけるようになります。
なにが良いか悪いかなんて結局わからないです。
なかなか難しいですけど、観察する習慣を身につけていけば、
気づく機会はしだいに増えてくると思います。
今回の件で、最初は銀歯が取れてしまい、最悪な出来事と思考が判断してました。
けれど、歯医者に行ってから、
・今までで一番親切丁寧な先生に出会うことができた。
・他に虫歯が見つかったのですが、早期発見で治療が早く済んだ
・心配するほど、痛みもなかった。
などなど。
最初頭の中の思考は、最悪な出来事と判断してましたが、
思考はあてにならなかったです。
まとめ
・思考と距離をとれると、楽になれる
・思考で判断することはあてにならない
まだ、思考に飲み込まれることはありますが、以前より楽になる機会が増えました。
これも何度も繰り返すことでスキルが上がってくると感じています。
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