本来、黒魔術とは他人を傷つけたりするなど、攻撃的な呪文(じゅもん)を中心とした魔法。
悪魔を召喚して契約を行い、願いをかなえる代わりに悪魔に大きな代償を払う。 悪魔の召喚はつまり悪魔との契約を意味することから、叶える願いの大きさに比例して契約者の肉体、生命、精神、所有物・・・を引き換えとする。
その為、昔より黒魔術の中でも悪魔召喚はタブーとされ、現代では正しく儀式を行える人物は数少なくなってきている。 一般には悪魔と契約を交わす儀式が多いが、魔術師のレベルによっては悪魔を一方的に使役し、契約は交わさない儀式も行える。
またこの儀式のうち、キリスト教のミサを模したものを黒ミサという。 悪魔は召還される度に願いの代償を要求する為、悪魔との交渉が必要となる。一度こういった黒魔術を行うと、悪魔に顔を覚えられ、命を狙われるとされる。
命を狙われるケースの大半は、一般人が魔術の知識なく儀式を行ったため、自分の生命力以上の悪魔を召喚してしまい、結果悪魔に魂を騙し取られる、といったところだろう。
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