蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】代打・飯原が逆転2ラン お立ち台で「幸せです」2016年5月1日 紙面から
◇ヤクルト4−3巨人オレを忘れるな! と言わんばかりに、ヤクルトの代打・飯原が強烈な存在感を示した。1点ビハインドの7回1死二塁、ボールゾーンの低いチェンジアップに体勢を崩されながら、左翼フェンスギリギリに放り込んだ。逆転2ラン。2014年9月16日阪神戦(神宮)以来約2年ぶりのアーチで、代打弾も同9月11日のDeNA戦(横浜)以来だった。 「すごく久しぶりなんで感動している。小川が頑張ってたし、前で田中さんが出てくれたので、何とかしたい気持ちだったが、まさか入るとは。またここに立てて…幸せです」 お立ち台。昨年の悔しさが込み上げ、プロ11年目で初めて声が震えた。2010年にはレギュラーとして中軸も任されていたが、11年以降はスランプに陥り、出場機会が減っていた。昨年は5月に左膝好十字靱帯(じんたい)を損傷し、シーズンを棒に振った。 「自分が何もしていない中でチームが優勝。複雑というか…その場にいたかった」。代打職人として「しっかり準備して、割り切って打席に立つこと。好調を維持していれば、いつかチャンスがもらえるとプラスに考えていた」。4月27日に今季初1軍昇格即、代打で中前打を放ち、この日と合わせ2打席で打率10割。11年目の33歳。今年こそ、もう一度輝いてみせる。 (竹村和佳子) PR情報
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